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2006年7月24日 (月)

祇園祭あれこれ(還幸祭)

昼から心配されていた雨もやみ、祇園祭の最後のクライマックスである「還幸祭」が行われた。

17日に八坂神社から洛中の御旅所に来られていた八坂の神々が本日還られるのである。

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昔は、17日を「先の祭り」、24日を「後の祭り」と言い、山鉾も24日に巡行していた。

現在は、山鉾は17日のみとなり、変わりに花傘行列が行われている。

よく言う「後の祭り」とは、この祇園祭の「後の祭り」を見逃した人が後悔することにその由来がある。

夕方、神輿の輿丁(神輿を担ぐ人)の人々が鳴りものをならし、「ホイット、ホイット」と声をかけながら御旅所へ集まって来る。

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5時に「中御座神輿」から、順々に神泉苑に向かうため御旅所を出発する。

辻々で、神輿を差し上げ振りながら進んで行く。

「中御座神輿(スサノヲノミコト)」は寺町を下がり、高辻を西行、烏丸通を上がり。四条を西に進む。

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四条大宮では「丹波太鼓」のお迎えを受け、神輿もそのリズムに合わせ振り揺すられる。

沿道では、神輿に向かって手を合わせ、無病息災を祈る人が多い。

氏子町に入り、狭い道を家の軒すれすれに神輿は進んで行く。

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そもそも祇園祭の始まりは、疫病退散を願うため神泉苑でおこなった「御霊会」にある。

そのため、神輿は神泉苑へ向かうのである。

神泉苑での神事を終え、神輿は八坂神社へ戻るため、三条通を東へ進む。
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八坂神社に戻った神輿は、今年最後の振りをする。

拝殿の周りを「ホイット、ホイット」の掛け声と共に振りながら回って行く。

拝殿の正面に着くと、更に掛け声も激しくなり、勇壮な神輿振りが続く。

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やがて、力が尽きたように神輿はその動きをとめる。

しかし、輿丁の人々は手拍子と掛け声をいつまでも止めようとはしない。

拝殿へ神輿を上げてからも、まだその興奮は収まらない。

三基の神輿が全て拝殿に鎮座すると、その興奮を断ち切るように境内の電気がすべて消され、神輿で運ばれた荒魂を本殿へ移す「御魂移し」の神事が行なわれた。

今年の祗園祭もあと1週間を残すのみとなった。

*コメント・TB大歓迎です。

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コメント

先日はコメントをいただきましてありがとうございました。改めて訪問させていただきましたが、祇園祭のことがとてもよくわかり勉強になりました。京都に生まれ育っても知らないことはとても多いものですね。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: はたこ | 2006年7月26日 (水) 22時27分

はたこさん、コメントありがとうございました。
私も長い間この土地に育ち、祗園祭には毎年参加してきました。
しかし、今回このブログを書くにあたり、細かいところで不明確な点が有り、多くの人に教えてもらい勉強しました。
改めて、京都の懐の深さと、興味の尽きない事を実感しました。
また、歴史のある分、反対に新しいことも目立つ街です。
古い町家に新しい感覚の料理が並んでも決しておかしくない街です。
今後も、お互いに情報の交換をおねがいします。

投稿: 好日 | 2006年7月26日 (水) 23時46分

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