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2006年8月16日 (水)

五山の送り火

五山の送り火というと、「大文字」「妙法」「船」「左大文字」「鳥居」の五つです。
そのうち「鳥居」は灯される山が低いため、また北嵯峨(嵐山の北方面)のため、なかなか見る機会が少ない。
今年は、久しぶりに「鳥居」を見ようと嵐山へ出かけた。

嵐電の嵐山駅を降り、まず渡月橋へ向かう。天竜寺の前の通りは歩行者天国になっている。浴衣姿の人も多く夏の夜の風情が感じられる。

Img_8020渡月橋の上は、橋の上から灯籠流しを見ようと多くの人が川面を覗き込んでいた。
嵐山の灯籠流しは初めてであったので覗いてみると、中之島の川岸の一画をプールのように囲み、その上流から灯籠を流していた。しかし下流では灯籠がせき止められて団子状態になっている。
想像していた灯籠流しとは違うけれど、なるほどこうすれば川を汚さない。
環境に優しい「灯籠流し」である。(さだまさしの世界とはちがってた。)
200メーター程の間であったが、ゆらゆらと流れていく灯籠は美しいものであった。

それから歩いて釈迦堂(清涼寺)へ向かった。小さい頃、釈迦堂の裏側で「鳥居」を見た記憶があり、あの辺へ行けばなんとかなるだろうとブラブラと歩いて行く。
釈迦堂に着くと回りの人影が少なくなって来る。「あれっ」と思いながらも、釈迦堂の裏への道を進むと全くの人影が無くなり、片側は釈迦堂の壁が続く。嫁さんは「気持ちわる〜」と言い出すし、こまったなぁと思っていると、突然前が開け、目の前の山に、松明の灯が見えた。小さい川にあたり、その川岸へ入って行くと既に10人程の人が鳥居の点くのを待っていた。
Img_8045
まとわりつく虫を払いながら待っていると、約30分程してやっと「鳥居」が点き出した。(ちょっと行くのが早かったみたい。)

久しぶりに見る「鳥居」は思っていたより大きく立派な送り火でした。自然と、手を合わせ拝みました。
これで、ご先祖さんも無事に戻らはったでしょう。

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コメント

職場が右京区なので、16日が遅番のときは嵐山まで行って鳥居形を見に行きます。でも渡月橋あたりからだと少しゆがんで見えるんですよね。
清涼寺の裏、とてもよさそうですね。どこでも人が多くて、邪魔されず、ゆっくり手を合わせられるところを探しているのです。
来年の8月16日が遅番に当たっていれば、行ってみようと思います。

投稿: はたこ | 2006年8月17日 (木) 20時57分

はたこさん、コメントありがとうございます。
やはり、京都に暮らす者としては、五山の送り火はご先祖さんとのかかわりの中で送りたいですね。ゆらゆらと揺れる送り火の炎を見ていると、ご先祖さん達とのつながりを感じます。
送り火が過ぎると、朝夕風がたちだし、秋の気配が感じられるようになります。
暑い夏ももう少しかなぁ〜?

投稿: 好日 | 2006年8月19日 (土) 05時32分

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» 8月の京都は大文字五山送り火です。 [趣味はマジック、三線、バイク!Tomokazu Blog]
8月になりましたね。8月の京都といえば「大文字五山送り火」です。 という訳で8月16日の今日行ってきました。 この送り火は、先祖の霊を供養し冥府へ送るという伝統行事です。 その起源は諸説があり確かなことは分かりませんが、 室町~江戸時代以後に京都の年中行事..... [続きを読む]

受信: 2006年8月17日 (木) 07時04分

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