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2006年9月 2日 (土)

マイ シネマ パラダイス

二条城の南西の角に、「二条城撮影所跡」という記念碑が建っている。

Img_8146日本映画はこの辺りから始まり、その後太秦の方へと移っていったらしい。それが今「東映映画村」や「松竹撮影所」になっている。

そのせいか、三条商店街付近に昔、二軒の映画館があった。
一軒は「日本座」。ここは東宝系の映画を上映しており「モスラ」とか「ゴジラ」を見に行っていた。もう一軒は「三条大映」。この映画館は大映の社長であった永田雅一さんがこのあたりの出身であったため、故郷に錦を飾るため建てられた映画館で、座席もゆったりとしており、ワイドスクリーンの豪華な映画館であった。この建物は今、「西友」のスーパーマーケットになっている。

私のシネマパラダイスはこの「三条大映」である。何故か知らないが祖母の家にはいつもここのタダ券(招待券)があり、それをもらってセッセと小学校の6年位から映画館へ通っていた。

その頃の大映映画は、市川雷蔵の「眠狂四郎シリーズ」「忍びの者シリーズ」「陸軍中野学校シリーズ」、勝新太郎の「悪名シリーズ」「座頭市シリーズ」「兵隊やくざシリーズ」、文芸物の「白い巨塔」(唐沢寿明ではなく田宮次郎です)、「釈迦」なんかが隔週に封切り(今で言うロードショウ)されていた。まだ白黒の映画が多く、暗いスクリーンに浮かぶ市川雷蔵の白い顔、勝新太郎の座頭市の白目等に、小さいながら映画の面白さを堪能していた。そういえば江波杏子の「女賭博師シリーズ」なんかもあったなぁ。
成人向けの映画もあったと思うが、そんな事関係なしで見に行っていた。

この映画館では、隔週大映映画の封切りがあり、その狭間の間はちょっと前の洋画をやっていた。何故か知らないがフランス映画、イタリア映画が多かった。特にこの頃はやったマカロニウエスタン、これは本当に沢山見た。「荒野の用心棒シリーズ」「夕陽のガンマンシリーズ」、クリンスト・イーストウッド、フランコ・ネロ、ジュリアーノ・ジェンマ等。エンニオ・モリコーネの音楽がよかったなぁ。フランス映画では「怪人ファントマシリーズ」。これは何回もみたなぁ。刑事役のルイド・フェネスは面白かった。アラン・ドロンも「地下室のメロディ」(共演はジャン・ギャバン)「太陽がいっぱい」、カトリーヌ・ドヌーブは「シェルブールの雨傘」「昼顔」(これは成人映画だったと思う)等、手当たり次第に見ていた。

今から考えるとわからなかった映画も有っただろうと思うが、そんなことをかまわず、ただ映画を見ていた。この頃、古い映画のDVDを売っているのを見ると、題名は覚えていないが、表紙の写真を見れば「これ見たぞ!」と思う映画が多く有る。小学校の6年位から中学の2年位まで本当に映画をよく見た。自分では気付いていないが、生き方に多きな影響を与えてるんではないかと思う。

これらの映画館も今はもうつぶれてしまった。昔の話となるが、これが「マイ シネマ パラダイス」です。

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コメント

急にコメントしてごめなさい。昔(1960年前後)に、今は亡き母に連れられて三条商店街に行きました。買い物が目的でしたが、買い物中に突然 映画を観ようと言って三条商店街の中にある映画館に入った記憶があります。上映作品は東宝のゴジラシリーズ 地球最大の作戦でした。今となっては映画館の名前が思い出せなくて悩んでいましたが、今回ブログを拝読させていただき思い出す事が出来ました。本当にありがとうございました。

投稿: 宮嶋 | 2015年10月31日 (土) 21時10分

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