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2007年1月 9日 (火)

「商売繁盛、 笹もってこい!」

8日から12日にかけて、祗園あたりは「えべっさん」の福笹を持った人達でにぎわう。
四条縄手を下がったところにある「京都えびす神社」の十日えびすが始まった。

Img_9358京都の商売をしている人達はこの時期えびすさんに参り福をさずかる。今日9日は宵えびす。それでも多くの人達が参っている。景気が上向き加減の今年、商売も上向く様皆さん熱心。

いつもは、二の鳥居の上に掛かっていて、お賽銭を投げ入れる(これがなかなか入らない!!)エビスさんの福蓑も今日は袋をかぶって安全の為投げ入れられないようになっている。

このえびす神社は、建仁寺の鎮守社。開祖である栄西が建仁寺建立のときに西宮から勧進したもの。
えびすさんはもともと漁業の神様で、海から来る渡来神(客神 まれびとがみ)。いざなぎ・いざなみの子供であるヒルコが西宮に流れ着いて祭られ、豊漁の神となった。(その他いわれはいくつかある。)その後、海産物を扱う市の人々にも信心され、それが広がり商売繁盛の神となった。

Img_9359お参りが終わると横の社務所で福笹を買う。

福笹はベースとなるものがあり、それには鯛とお札が付いている。その他の宝船や熊出は各自が別途購入するシステムになっている。別に商売をしているわけではないので買わなかったが、案外高くつきそう。しかし皆さん、楽しそうに選んでる。

社務所の中では、巫女さんが福笹をもって神楽を舞っている。えびすさんと神楽は昔から結びつきが強く、えびす信仰が全国に広がったのも、「えびす舞わし」とか「えびすかき」という神楽や傀儡子による芸能を伴なったからである。それが庶民に広く受け入れられたのである。庶民信仰としてのえびすさんは根強いものがある。

福を授かって、皆さん本殿の南側を通って、抜けて行く。その途中、本殿の左側の板戸をトントンと叩いてまた側面から拝んで行く。これは、えびすさんは年寄りのため耳が遠く、願い事を聞いていただくためには戸を叩いてお知らせしてから拝むとよいとされているためである。
これでは、正面で拝んだのは何だったんだろうか????

まぁ、疑問な所はあるが、今年一年の色んな意味の繁盛を願った。
えびすさんのあの福よかな顔を見ているとこ、ちらもおもわず笑い顔になってしまう。
「笑う門には福きたる!」。なんとなく楽しくなるお祭りである。

尚、すぐ近所の八坂神社にも「北向蛭子社(きたむきえびすしゃ)」があり、こちらの方も最近人気が出ている。こちらのほうは「祗園えびす」と呼ばれている。しかし、ちょっとややこしいなぁ・・・・

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コメント

えびすさん、楽しくなってきますよね(^^)!
うちもお商売をしているわけではないので、十日えびすに行く習慣はありませんでした。でも子供心に、あのかわいいものがいっぱいぶらさがった笹が欲しくて欲しくて・・・(笑)。

今日はよく晴れた公休日。わたしも行ってこようかな。

投稿: はたこ | 2007年1月10日 (水) 10時56分

はたこさんへ
えべっさん行かれましたか?
確かに、宝船やえべっさんの顔や千両箱等がついてキラキラしている福笹は子供には魅力的なものに見えるでしょう。それに、独特のリズムではやされる「商売繁盛、笹持て来い!」の掛け声は、子供心をウキウキさせるものです。
童心にかえって福をもらってきてください。

投稿: 好日 | 2007年1月10日 (水) 22時30分

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