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2007年2月 3日 (土)

節分

今日は節分。旧暦でいう大晦日。京都中のお寺や神社で節分祭がおこなわれる。
昔は、「四方参り」といって鬼門にあたる四社、北東は「吉田神社」、北西は「北野天満宮」、南西は「壬生寺」、南東は「伏見稲荷大社」へお参りすると厄がはらえるとしていたらしいが、いまは表鬼門の「吉田神社」、裏鬼門の「壬生寺」へ行く人が多い。

Img_9444昼間、廬山寺の近くに用があって行ってたので、「追儺式鬼法楽」を観ようとしたのですが、時間が間に合わず、3匹の鬼が追儺師に追い払われる鬼踊りは終わっていた。そのかわり、鬼に厄をはらってもらう「鬼のお加持」をやっていた。

皆さん、鬼の前で頭を垂れ、痛い所や悪い場所を、宝刀でさすってもらっていた。
子供が、「頭!」と大きな声で言っていたのには笑ってしまった。きっと良くなるでしょう?

夜は、家で「鰯」と「恵方巻」と「豆」を食べる。
昔、「鰯」を焼く煙が煙たいとばあさんに文句を言ったら、この煙で鬼が居んようになるのだと言われた事を思い出す。食べた鰯の頭を柊に刺して表に飾るといいのだがさすがにそこまではしない。
ところで、「恵方巻」は昔はなかった。恵方(今年は北北西)に向かって太巻きにかぶりつくのだが、何故太巻なのか知らない。しかし、この頃はやっていることなので、我家でも縁起物として食べる。
豆は歳の数だけ食べるのだが、段々苦しくなるので(数が多い)、10歳を一個に換算して、端数を加えて簡略化。

食べ終わると、壬生さんへ行く。
家族一人々の歳の数だけ豆を包んで、持って行く。
まず、四条坊城角の「梛の宮」へ。いつも、この節分のころが1年で最も寒いのだが、今年は温暖化のせいかそれほどでもない。そのため、いつもなら古いお札を燃やす火に皆さんへばりついているのだが、今年はそうでもない。お神楽を舞う巫女さんをしばらく眺める。

Img_9476京福電車の踏切を渡り、壬生さんへ。
狭い坊城通りは人でいっぱい。イカ焼きやたこ焼き等の屋台の匂いがお祭りの雰囲気を盛り立てる。
やっとこさ壬生寺に着き、炮烙に家族全員の性別と生まれ年を書き、これを納める。この炮烙は4月の壬生念仏狂言の「炮烙割」という演目のとき、狂言堂の桟に並べられ、一斉に落されて割られることで厄払いとされる。その時はちょっとした見物である。

本堂に向かい、地蔵菩薩に家内安全をお願いする。
お賽銭と持って来た豆を奉納する。

Img_9467狂言堂にて壬生狂言が演じられているが、ものすごい人が並んでいるのであきらめて境内をブラブラする。と、南の一角に長い行列ができている。いつもこの位置に出てる鯛焼きの店である。まだ食べた事は無いが、こんなに行列ができているのだからさぞおいしいのだろう?

帰りも同じ道を変える。幸福堂の「きんつば」も相変わらずの行列。ここもあきらめて帰る。
暖かいせいか、いつもより人の出が多い壬生さんでした。

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コメント

初めまして。おじゃまいたします。
「頭!」と言ったどこかの子どもさん、かわいいですね、笑えます☆
心地よい休日を楽しんでいらっしゃるようですね。
わたしもそんな休日を過ごしたいと思います。
また読みに来させてくださいね☆

投稿: 京都へ通い妻 | 2007年2月 5日 (月) 00時31分

京都へ通い妻さんへ
おいでやす。
京都での見たり、食べたり、感じたりした日々の生活のことを書いてます。
節分は京都での他のお祭りとは異なり、地元の人達のお祭りという感じがして面白いですよ。
今後とも色々と書いて行きますので宜しくお願いします。

投稿: 好日 | 2007年2月 5日 (月) 15時21分

その鯛焼き、まさか「出町のたいやき」・・・?吉田ですごい行列だったんですよ。各地に出てるのかな。

書いたほうらくの行方・・・、はずかしながら初めて知りました・・・。

投稿: はたこ | 2007年2月 8日 (木) 00時10分

はたこさんへ
確か、「白川の鯛焼」と看板が上がっていました。出町とはちょっとちがうような・・・・。しかし、屋台のチェーン店があれば面白いですね。案外ビジネスになりそう(笑)。
鯛焼で思ったのですが、「節分及び立春」と「小豆」とはなんか関連が有りそうですね。壬生さんでもきんつばとか三笠とか節分ぜんざいとか色々あります。小正月に小豆粥を食べるのは、節分と同じように厄を払うためですし。その辺のつながりかな?
小豆のあの赤い色が春への力をくれるのでしょう。


投稿: 好日 | 2007年2月 8日 (木) 21時57分

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