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2007年3月12日 (月)

京都 桜逍遥(車折神社)


「山の端の 霞むけしきに しるきかな 今朝よりやさは 春の曙」

西行 山家集

Img_9738

暖冬のせいで、今年の桜は例年になく早そうです。
もうちらほらと早咲きの桜が咲き、その周りには一足早い春の雰囲気が漂っています。
この春の輪が日に日に広がって、やがて京都は桜の花に包まれるようになります。

そんな京都の様子を「西行」の歌とともに巡って行きたいと思います。

西行は平安の末から鎌倉時代にかけての歌人で、桜の花をこよなく愛し、多くの歌を残しました。
花を待つ間に焦がれ、花の色に人生のうつろいを見、散り行く花に生きることの哀しみを詠いました。

西行の時から幾度となく花は咲き、散っていき、京都の街の様子も変わってきましたが、花を愛でる心はかわりません。

街を歩いていてふと目につく桜や、昔の記憶の中に残っている桜を追いかけて、今年の春を過ごして行きたいと思います。

これは車折(くるまざき)神社の河津桜です。
車折神社は嵐山の近くにある神社で、清原頼業公を祀っています。後嵯峨天皇が嵐山へ御行幸された時にこの社の前にて、御召車の轅が折れたので「車折神社」と呼ばれるようになりました。
また、この神社の摂社に芸能神社があり、多くの芸能人の玉垣が奉納されていることで有名です。

頼業公は桜を愛したために、境内に多くの桜が植えられており、そのなかでもこの河津桜は京都の早咲きの桜として有名です。濃い桃色の花がひときは早春の景色の中に、華やかさを添えています。

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コメント

もう桜も咲いているのですねぇ・・・。早咲きを見に行こうかなと思えども、ここしばらくは寒いのでなかなか・・(>_<)。
暖かい日に、花の下でロゼシャンパンを飲むのが好きです(笑)。

西行を描いた小説を夢枕獏が朝日新聞の朝刊に書いていますね。毎日読んでおります。

投稿: はたこ | 2007年3月15日 (木) 23時58分

はたこさんへ
いいですね!! 花の下のロゼシャンパン。
同じ様な色のロゼがはいったグラスを通して眺める花。
すこし色が濃くなって、その周りをシャンパンの細かい泡が光りながら浮かび上がって行く。
料理は何がいいですかね?
私は三友居の花見弁当なんかがいいとおもいますが・・。

投稿: 好日 | 2007年3月16日 (金) 00時40分

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