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2007年4月16日 (月)

京都 桜逍遥(龍安寺)


「憂き世には 留め置かじと 春風の 散らすは花を 心ある身ぞ」


西行 山家集

Img_1292_1

龍安寺の石庭にかかる枝垂桜が見頃です。
枯山水の代表作として有名な「虎の子渡し」の庭ですが、この時期はいつもと違う感じになります。

この季節以外は、敷き詰められた白砂、そこに描かれる帚目、そして15個の大小の庭石、その奥には微妙なグラデーションを付けられた油土塀。モノトーンに囲まれた庭です。
しかし、この季節は正面に紅枝垂の大きな花が流れ、静寂な世界に華やかな世界がひろがる庭になります。
桜の季節とそれ以外の季節では、庭の印象も異なって来るでしょうが、春の華やかな庭、真夏の油照りの庭、秋の紅葉の庭、冬の清冽な空気の庭、四季折々のこの庭を見てこそこの庭の神髄がわかるのではないでしょうか?

人はこの庭に何を見るのか? 訪れた人達はみなそれぞれの想いを持って石庭と向かい合っています。
特に外国の人達は真剣な顔をしてこの日本の神秘と対面しています。

この庭は季節毎に、また見る人の創造力により、それぞれの庭の姿を見せているのでしょう。

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コメント

おぉ、世界遺産って感じですね~
kodamaはここの塀の壁の色があんまり
好きじゃないのですが、桜苑は行ってみたいです。

投稿: kodama | 2007年4月18日 (水) 00時11分

kodamaさんへ
龍安寺は石庭だけでなく、山門、鏡容池の周り、参道などの桜が見頃で、良かったですよ。(14日に行きました。)
あのお寺、思っていたより枝垂系が多かった。昔はソメイヨシノと山桜系が多いと思っていたのですが・・。
今年は気温の上下が激しいせいか、花の期間がながいですね。

投稿: 好日 | 2007年4月18日 (水) 21時23分

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