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2007年4月10日 (火)

京都 桜逍遥(円山公園)


「花見にと 群れつつ人の 来るのみぞ あらた桜の とがにはありける」


西行 山家集

Img_6211

京都の桜と言えばまず一番に挙げられるのが「円山の枝垂桜」。正確には「一重白彼岸枝垂桜」。
京都の春のポスターや写真等に必ず載っている。しかし夜桜が多い。
この桜、夜桜でライトアップされている時はあまり判らないが、昼間みると大分痛んでいる。
かわいそうな位痛んでいる。

昼間の写真は昔のものが多い。2000年頃までは枝振りも大きくひろがり、また枝垂れた枝も長く全体に広がり形の良い桜であった。本当に日本を代表する桜だった。
しかし、2000年以降は毎年、どこかの枝が折れたり、また病気等で切り取られたりして、形が大きく変わってしまった。ここ3〜4年程は真ん中部分が大きく空いて、昔の面影が想像できないくらいになっている。

円山の桜としては、この桜は2代目で昭和の初めに桜守の15代佐野藤右衛門氏によって育成されてきたものを、昭和24年にこの場所に植栽された。樹齢としては80年くらいである。

それにしても痛み方がひどい。何故なんだろう?。よくこの木に烏が巣をかけているがそのせいなのだろうか?。もし、それが一つの原因なら、烏としてもえさのある所に集まって来るのは当然のことで、やはりゴミを散らかす我々人間にその責任はあるのだろう。悲しい事である。

この桜の血筋を引く桜は、京都のあちこちで見るし、佐野さん所でも育っているし、血筋が絶えることはないと思うが、さてこの桜をどうするのかというのは問題である。
幸い、花数や花の勢いは衰える事なく、せいいっぱい咲いている。やはりこのまま見守るしかないのかなぁ・・・。できれば、私の見られる間は、この桜を見続けていたい。

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コメント

ここの桜、ホントに傷みが目立ちますよね。
何でもカラスが巣作りに枝を使ってるとか
聞きますが、以前は鳥よけに空き缶を
ぶらさげていた記憶があります。
ともかく、ここは異常に混むので、
ゴミの散乱ぐらいあるかもしれないですね。

投稿: kodama | 2007年4月12日 (木) 23時05分

kodamaさんへ
花に花見はつきものですが、桜を大事にしてもらいたいですね。あくまでも花を楽しむ花見でなくては・・・・。

今日(13日)は、ちょうど花の散る時期と風の強い日が重なったため、街中が桜吹雪が舞っていました。
桜の花びらの吹きだまりが、色んな場所にできていました。
桜もあと2週間くらいですね。

投稿: 好日 | 2007年4月13日 (金) 21時42分

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