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2007年4月19日 (木)

京都 桜逍遥(六孫王神社)


「青葉さえ 見れば心の とまるかな 散りにし花の 名残り思へば」


西行 山家集

Img_1546

八条壬生にある六孫王神社の「御衣黄桜(ギョイコウサクラ)」です。この桜は咲き始めの頃、花の色が緑色しています。そして咲き出すとだんだん白くなって行き、終わりの頃は花の中心から紅い色がひろがってきます。色の移り変わりが楽しめる桜です。どの色も色調が柔らかく優しい色です。

今、六孫王神社の「御衣黄桜」は薄いピンク系の白い色をしてますが、花びらが重なっている所では、日の光が透き通ると薄く緑かかった様に見えてます。

色で思うのですが、言葉で色の感じを伝えるのは難しいということです。色名に対する感じとか印象は、あんがい人によって異なっています。ですから今回の「御衣黄桜」の緑にしても、ある人は若葉のような緑を思い浮かべるし、ある人はもっと濃い緑を思い浮かべるかもしれません。

色を表す言葉を調べていると、昔の人の方が、現在よりも微妙な色彩感覚を持っていたと思われます。例えば、若草色(芽が出たばかりの草の色)と若葉色(木に生え出たばかりの葉の色)とは、異なった色として認識されてました。現在では皆さん(私も含めて)緑ということばでまとめると思います。

画像があれば伝わるかというと、やはりその微妙な色調は(腕のせいもありますが)きっちりとは伝わらないと思います。

ぜひ機会があれば、一度本物を見ていただいて、この花の優しい色調を味わってください。

「御衣黄桜」は、私の知ってるところでは、京都では、ここ以外に仁和寺、雨宝院、御所の出水の辺り、墨染寺等に咲いてます。

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