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2007年4月21日 (土)

京都 桜逍遥(雨宝院 御衣黄桜)


「いかでかは 散らであれとも 思ふべき しばしと慕ふ 歎き知れ花」


西行 山家集

Img_1344

以前にも載せました、知恵光院通上立売を西に入った所にある「雨宝院」です。
いま「御衣黄桜(ギョイコウサクラ)」が見頃です。

上の画像は、15日に行った時の様子です。この時はまだ花が開いてすぐだったので黄緑の部分がひろがっていました。

Img_1556

これは20日の状態です。前の時と比べると白い部分が広がり、花心から紅色の線がひろがって来ています。

ここの「御衣黄桜」は色の移り変わりが大変奇麗です。薄い緑から白、そして薄紅へと日々変わって行きます。自然の営みの美しさをかいま見られる桜です。
優しい色調のグラデーションが続きます。

「御衣黄桜」が生けてあるのを、ときたま料亭なんかで見かけますが、なかなかこの様な美しさにはなっていません。生け花や切り花は、花のその時の美しさを飾ろうとするものですが、日々変わって行く移り変わりの美しさはそれを凌ぐものが在ります。花の盛りが過ぎて花が落ちようとする間際までその美しさは移ろって行きます。又、この花は落ちるとき一枚々の花びらが散るのではなく、花の首の部分からポロッと落ちて行きます。それもまた見頃です。

桜と言っても色々品種が有りますが、その基調となる美しさは、色なり、姿なり、散り際なり、その移ろいの美しさだと思います。そんな桜が好きです。

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コメント

御衣黄、美しく咲いていますねぇ。好きな桜の一つです。
今日、雨でなければまた出勤前に雨宝院に行こうと思っていたのに残念です。
桜はタイミングが難しくて。でもそれもうつろいゆく美しさの内でもあるのでしょうね。
常々、「花は盛りに・・・」と思っております。全盛の美しさを想像するのもまた楽し、です。

投稿: はたこ | 2007年4月22日 (日) 07時46分

はたこさんへ
確かに、「咲きぬべきほどの梢、散り萎れたる庭などこそ、見所多けれ。」ですね。雨宝院は桜の種類が多いのでこの季節いつも見所多しです。
また、天気の良い日に行かれたらいかがですか。(しかし、プチメックと合わそうとすれば自ずと日は限定されますね・・・)
御衣黄桜はこれからも見所が続きます。この桜は「一粒で2度おいしい」ではなく「一粒で3度、4度おいしい」ですね。

投稿: 好日 | 2007年4月22日 (日) 18時52分

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