« 京都 桜逍遥(下鴨疎水付近) | トップページ | 京都 桜逍遥(まとめ読み) »

2007年4月 8日 (日)

京都 桜逍遥(六角堂)


「初花の ひらけはじむる 梢より そばへて風の わたるなりけり」


西行 山家集

Img_1059_1

烏丸通六角を東に入った「六角堂」の紅枝垂桜です。この桜、紅の色調が大変良く、形は支柱が多く入り下から見上げると桜の傘のように見え、またちょっと離れてみるとまるで桜のUFOのように見えます。
しかし、美しい桜です。満開となったのは2〜3日前位だったと思われ少し散りかけていますが、一見の価値がある桜だと思います。

人によっては、この作為的な姿を嫌う人もいるかもしれませんが、都会の真ん中でビルに囲まれた中に咲く桜としては、この場所の雰囲気に非常にマッチした桜です。

六角堂は寺伝によると、聖徳太子の頃からのお寺で、京都のへそにあたるお寺とされています。(実際「へそ石」とされるものが寺内にあります)。その本堂は「六角宝形造」で造られ、見事に六角形をしています。
京都の町衆にとっては、上の「革堂」とこの「六角堂」は、何か問題が起った時の、協議の場でもあったらしく町衆の拠り所の場となっていました。またこの地は華道の池坊流の発祥の地でもあります。

池坊の拠点にある桜のせいかもしれませんが、都会的な美しさと桜本来の美しさを両有する不思議な桜です。

|

« 京都 桜逍遥(下鴨疎水付近) | トップページ | 京都 桜逍遥(まとめ読み) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/95018/6013201

この記事へのトラックバック一覧です: 京都 桜逍遥(六角堂):

« 京都 桜逍遥(下鴨疎水付近) | トップページ | 京都 桜逍遥(まとめ読み) »