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2007年5月 5日 (土)

天王山でのタケノコ掘り

天王山へ遊びに行って思わぬ拾い物をした。
JR山崎駅から、天王山付近の古寺を巡りながら頂上まで山登りをし、帰りにアサヒビール大山崎山荘に寄り川上澄生の版画を見て、ワインケーキを食べ、それからサントリー山崎蒸留所へ行ってウィスキーを飲んで来ようというめちゃくちゃな計画をたて、いつもの友人家族と遊びに行った。(この家族とは遊ぶ事になると、すぐ話はまとまる。)

Img_2058駅を降りて、きつい坂道を昇り、「宝積寺」に着く。
このお寺は一般には「宝寺」といわれており、創建は奈良時代。僧行基により造られたとされている。室町時代はこの山崎あたりの油座商人の寄進を多く受け、たいそう栄えたお寺である。神像や十一面観音像等の優れた仏像が多く安置されている。若葉に埋もれた立派な寺である。
しかし、残念な事に仏像は、本堂の奥深くに安置されており詳しくは見られなかった。

Img_2081このお寺の境内を通り、天王山の頂上をめざして昇りだす。標高230mくらいの低い山だが勾配がきつくヒイヒイ言って昇った。頂上近くの「酒解神社」(これも古式豊かな神社)まで来ると、道端でおっちゃん3人ほどがタケノコを売っていた。嫁さん達がそれを見に行って「安い!」と言って興奮している。朝堀のタケノコが4本ぐらいで500円。確かに安い。嫁さん達は買う気満々。さっそくおまけの交渉している。
私と友人は手持ちぶさたに、一人のおっちゃんとしゃべりだす。以下私と友人=◯、おっちゃん=●。
○「こんなけぼくらが買うたら、もうタケノコなくなるなぁ」、●「すぐ掘って来るから、まだまだあるよ」
○「どこで掘るの?」、●「この裏や、掘りに行くか?」、○「行く行く」
と言う調子で、話がまとまった。1家族2本ずつおまけを付けてもらうことに話をまとめた嫁さん達も上機嫌で付いて来る。途中、おっちゃんから鍬を借りて、竹林へ入る。山の裏に立派な竹やぶが続いている。早速、タケノコの見分け方と掘り方を伝授してもらう。

Img_2069●「秘伝やし、ようおぼえときや!」○「フンフン」てなことで、タケノコ掘りをした。
やはり、10㎝位顔を出して、太いのがおいしいらしい。まず、タケノコの周りの土をほり、根の方向を見定める。タケノコは竹の根から横に出る為、最後は根とタケノコの間に鍬を打ち込む様に入れ、掘り出す。
やってみるとなかなか難しい。最後の鍬の打ち込みがうまくいかない。スパーッと鍬が入れば、きれいに掘り出せるが、ふらつくとタケノコを切ってしまう事になる。30分程やって10本位掘り出した。その内きれいに掘れたのは5〜6本。失敗したやつは、●「持って帰り、おみやげや」○「太っ腹!!」
結局、買った分とおまけの分とお土産の分で一家族10本位になった。
リュックを持ってたので、それに詰め込むが全部ははいらず、手にもぶらさげる。○「おおきに、おもしろかったわ!」●「また来いや!」
急いで、頂上まで行って記念撮影をし、山を下り出す。しかし、リュックを担ぐ背中にタケノコが当たり痛いこと。
なんとか大山崎山荘にたどり着き、そこのロッカーにタケノコを入れて、川上澄生の版画を見る。そして2階のテラスで、ワインケーキ。このワインケーキはおいしい。天気も良く、テラスから淀川の眺めを見て暫し休息。
Img_2115それから、またリュックを担ぎ、ビニール袋を抱えて「サントリー」へ。タケノコをロッカーに預け、蒸留所見学の後、ウィスキーの試飲。「山崎12年」をまず一杯。つづいて「白州12年」を1杯。もう一度「山崎12年」のハイボール。飲み慣れているせいか、「白州」より「山崎」の方が口に合う。最後にこれは有償で「山崎18年」。フレーバーな香りと当たりの柔らかさでさすがにこれは美味しい。

ここですっかりいい気になり、この後予定していた「待庵」「山崎聖天さん」は行かず。重いリュックを背負いながら、ウィスキーの酔いにさそわれて、ルンルンで阪急で帰って来た。
しばらく、タケノコ三昧が続きそう。

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コメント

 好日さん、こんにちは。
 私も、鍬持ってタケノコ掘りに行って来ました。タケノコの周りをきれいに掘るのもなかなか大変でしたが、おっしゃる通り、鍬入れが難しかった。我が家も鍬の「ためらい傷」が残るタケノコを持って帰って参りました(笑)
 お勧め頂いたように、お出汁でコトコト炊いたのに粉鰹をかけて頂きました。シンプルな食べ方が、一番箸が進みますね。

投稿: ごうやん | 2007年5月 6日 (日) 06時20分

ごうやんさんへ
早速、ブログ読ませていただきました。ワラビもおいしそうですね。
タケノコの炊いたん、タケノコ御飯、若竹汁、天ぷら、木ノ芽和え、生節との焚き合わせ、焼きタケノコ等しばらく続きそうです。
やはり春はタケノコですよね。

投稿: 好日 | 2007年5月 6日 (日) 10時40分

宝寺、懐かしい!!
学生時代、春の合宿をここでやっておりました。一週間お寺でカン詰め、朝から晩まで練習三昧でした。
そのイメージが強いので、卒業以来、足を運んでおりませんが・・・。

投稿: はたこ | 2007年5月 6日 (日) 22時03分

はたこさんへ
「宝寺」に1週間籠りきりの合宿ですか・・・。それは大変厳しそうですね。私も若い頃、3日間禅寺で修行(研修)させられましたが、2日目から「娑婆」が恋しくて恋しくて涙ぐんでいました。(笑)
1週間も籠りきりならば、さぞ精進明けの宴会は盛んだったでしょうね。

え〜っと、さて、なんの合宿でした????。

投稿: 好日 | 2007年5月 7日 (月) 20時50分

さて、なんの合宿かはヒミツです。もちろん体育会系ではありません。宗教も関係なし。ある、今となっては斜陽な技術です。
3月半ばの一週間篭りきりで、下山すると日差しが春になっていたことを思い出します。

投稿: はたこ | 2007年5月 7日 (月) 21時51分

はたこさんへ
そうですか、秘密ですか。
それじゃ探る様な野暮なことは考えず、今日も元気に会社に行って来ます。

投稿: 好日 | 2007年5月 8日 (火) 07時54分

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