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2007年5月 3日 (木)

「システィーナ礼拝堂」と「う・ど・ん」

ゴールデンウイークの後半が始まった。といって何処へいっても混雑は眼に見えている。しかし、何処も行かないというのはちょっとさみしいので、友人家族と日帰りで四国へ行って「讃岐うどん」でも食べよかという話になった。
朝、6時頃京都を出発して、高速道路は渋滞もなく順調に流れ、2時間弱で明石大橋を渡る。しかし何回見ても此の橋は大きい。全長約4㎞程。これが2本のケーブルで支えられているとは信じ難い。
明石側から走って行くと、トンネルをぬけたら目の前に巨大な橋桁が突然現れ、異空間へ飛び込んだ様な気になる。
淡路島をとおり、やがて鳴門大橋。嫁さん同士が「鳴門の渦」が見たいと突然言い出し「確か,
橋から見られたで」ということで、急ぐ旅でもなし「鳴門北」で高速を降りる。(後でこれが後悔のもと。)
鳴門大橋まで行くと、本日の観潮の見頃時間は11時半頃からとのこと。その時まだ9時。しかたが無いので、近くの「大塚国際美術館」で時間を過ごす事にする。

Img_1819_1「大塚国際美術館」はオロナミンC・ボンカレーでおなじみの大塚グループが造った美術館。
美術館といっても、本物の絵があるわけでなく、すべて陶板に同じ大きさで複写して展示してある。しかしその複写した名画の数が中途半端でない。ポンペイの遺跡の壁画からピカソの「ゲルニカ」まで、総数約1000枚。この徹底さには、愕然とするとともに、あきれた。

展示の一部に、「環境展示」として、古代遺跡や教会の壁画を、そのまま再現したものがある。その中にバチカンの「システィーナ礼拝堂」のミケランジェロ「天地創造」「最後の審判」を複写というか再現したものがあった。これは見物ですよ!!。天井の高さや壁の大きさも同じ。上だけを見ていたらまるでバチカン。
一緒に行った友人は昨年行って来たところなので記憶も新た。「こんなんこっちの方が見やすいで。同じや!」。私は大分昔のことだったので記憶はあやふか。勿論部屋の腰壁の辺は、全然雰囲気は違うし、正面の祭壇もない。(祭壇があったかどうかはおぼろげな記憶!)。しかし、画だけ見ているとちょっと色鮮やかな感じはするが、大体記憶通り。
この絵の構図や構成を勉強するなら、ここが最適だと思える。
同じようにダ・ビンチの「最後の晩餐」も、同じ大きさで修復前と修復後が部屋の壁両面にかざってあり見比べることができるようになっていた。
この美術館、設立の発想とその徹底さはただものではない。一度、訪れる価値はある。
ヨーロッパの絵画ばかりだか、美術全集を見るよりもここへ来た方が早く確実に理解できる。

Img_1893思っている以上に「大塚国際美術館」で時間をとってしまい、あわてて鳴門大橋に向かう。
鳴門大橋では、橋から渦潮を見る事ができるように道路部分の下に通路が造られている。これを「渦の道」と名付けており、橋のたもとから約500mほどを海の上を歩き、ちょうど渦ができる真上あたりに観潮所が設けられている。

途中ところどころと観潮所にはこのような透明のプレートが敷かれており、渦を覗き込むことができるようになっている。人によってはこの上に立って覗き込んでいる人がいるが、ちょっとできないなぁ。そこまで信じきることは。

上から見ていると相当の勢いで潮が流れている。そして所々で大小様々が渦が立つ。見ていてあきない。ときたま窓の中を、観潮船が横切って行く。しかし、観潮船の乗客は上を向いて橋を眺めている事が多いので、顔が合ってしまう。なんかおかしいなぁ・・・。つい手を振ってしまうような感じ。

Img_1901こんな調子で時間をくって、高松への高速道路にのったのは1時頃。運転は友人にまかせ、車から携帯で雑誌から控えて来たうどん屋さんに、営業しているか確認をする。
ががーん! ここで失敗に気付く。讃岐の有名なうどん屋さん、営業時間が大体1時半頃で終了か、または売り切れご免の店が多い。電話をかけた5軒すべてアウト。鳴門で遊びすぎた!!!!

それじゃ高松へ行く前にまず一杯ということで、高速を途中でおりる。国道を走れば見つかるだろう。
さすが「うどん王国」香川。インターを降りるとすぐ一軒見つかる。前の車も吸い込まれるように入って行く。店の名前は「宮武」。入口の所で若いお兄ちゃんが粉まみれになってうどんを打っている。

店はセルフ方式。行列に並び頼んだうどんは「ぶっかけ(冷)」。今日はすべてこのメニューでいくつもり。
太めの麺に、錦糸卵とかまぼこが気持ち程度にのっている。下の方には濃いめのつゆが。生姜とネギを大量に入れてかきまぜてズルズルズル〜。ちょっと堅めだが、シコシコ感がたまらない。あ〜「讃岐うどん」。お腹がすいていたのであっというまに食べてしまった。ここでもう一杯と行きたい所だががまんして次をねらう。

Img_1902車に戻り、また高速へ。30分ほどで高松へ付く。

さすが香川の県庁所在地。メイン通りには普通の都市と同様にマクドナルドやケンタッキーの店が並んでるが、ちょっとその路をはずれると、うどん屋さんが目につく。ぐるぐる廻っていて見つけたのが「大島製麺所」。店のなかに製麺所が有るという感じ。駐車場に車を入れようとすると、二階から大きな犬がほえてるし、なんか雰囲気が「讃岐うどん」という感じ。(どんな感じや?)
店にはいっておばちゃんに頼むときにも、おばちゃんネギ切りもって注文聞いてくれる。こんなん京都にはないなぁ。ここでも「ぶっかけ(冷)」。こんどは天かすとおあげを焼いてみじんぎりにしたのが乗っている。
麺は細めで、京都のうどんと似ている。しかしこしは強い。だしはちょっと甘めだがうどんによく合う。
ネギとショウガをのせてまたズルズルズル〜。おあげの焦げた部分がまたアクセント。
トッピングのイカ天やコロッケもおいしそうだが、まだ先があるので我慢。周りの人を眺めていれば、讃岐うどんの食べ方は、うどんが御飯替わりでおかずがトッピング。だからうどんの上にイカ天なんかを乗せず、別の小皿にとって食べている。フ〜ン。

こんな感じで、4店舗行った。3時間程の間に4杯のうどんを食べた。しかし、どの店行ってもおいしい。さすがである。都会では「ちょっとスタバ行こか?」と言うのを、讃岐では「ちょっとうどん行こか?」になるのだろう。どの店行っても、ぞろぞろと人がは入って来る。たいしたもんである。

夕方、京都へ向かっている時、友人が「香川県出るで、最後にもう一杯行こか?」と言い出したが、さすがにそれは断った。

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コメント

 好日さん、こんばんは。
 大塚国際美術館はイタリアに住んでいた経験のある友人と、そのだんな様(イタリア人)もお勧めしてくれました。
 「陶板なので触れるところもいい」と言っていました。
 私は四国と言えば讃岐うどんに興味津々です。

投稿: ごうやん | 2007年5月 5日 (土) 20時34分

ごうやんさんへ
大塚国際美術館、おもしろかったですよ。ぜひ近くに行かれたら寄られる事をお勧めします。ただ入館料が高い。3150円(大人)でした。
私もモナリザの顔の部分にさわってきました。ちょっと後ろめたい感じがしました。
「讃岐うどん」さすが本場で食べれば、いろいろバリエーションがあって楽しいですよ。それにはずれがない!

投稿: 好日 | 2007年5月 6日 (日) 10時10分

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