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2007年7月 9日 (月)

祇園祭あれこれ07「新町通り」

祇園祭といっても鉾が建つのは、北は三条通、南は高辻通、東は長刀鉾を除いて烏丸通、西は西洞院通に囲まれた狭い地域。

その中でも、新町通が最も祗園祭らしい雰囲気が残っている様な気がする。

Img_gion3新町通りは、烏丸通、四条通、室町通なんかに比べてまだビル等も少なく、ビルの合間に町家が残っている。
この通りに北から、八幡山、北観音山、南観音山、放下鉾、船鉾、そして岩戸山と山鉾が並んでいる。

それほど広い路ではなく、祭りがもっと近づくと、夜店が出だしますます狭くなる。その人の流れを塞き止めるかの様に鉾が建ち並ぶ。その鉾の上から、そろいの浴衣の囃子方が祇園囃子を降り鳴らす。もうすぐである。

これは、四条新町を上がったところにある「放下鉾」の町会所。この時期「二階囃子」といって、毎夜会所の二階で祇園囃子の練習を行う。じっくりと祇園囃子を聞こうとするならこの時期がよいかもしれない。

Img_gion1祇園囃子も各鉾によって異なり、また、各鉾においても祗園さんにむかって曵いている時と、町内へ帰る時とではその調子は異なる。これらを聴き比べる事ができるのもこの時期。

この日も、南観音山の町会所により、囃子方の知人としゃべりながらしばらく囃子を聞いていた。
この頃は、町内だけでは囃子方は揃わず、関係者や元町内に居た方やその子供達を集めてやっているそうだ。
しかし、子供の頃にこういう経験をしとくのは良いものだ。大人になっても祭りを続けるかどうかは別としていい思い出になるだろう。

明日(10日)は「神輿洗」。1年振りに神輿と対面する。
「神輿洗」とは3基ある神輿を神輿蔵からだして、拝殿に飾り、そのうちの中御座を四条鴨川まで担ぎだし鴨川の水で清める行事である。

このとき、八坂さんから鴨川までの四条通を大松明で清める「道しらべの儀」が行われる。これは祗園祭の中でも古式にのっとった儀式の一つ。
四条大橋の上で、鴨川の水を神輿に振りかけるのだが、この水しぶきを体に受けると厄除になるとされ神輿の周りは大層な人ごみとなる。

これが終わると、いよいよ鉾建てが始まる。
街の様子も祇園祭一色に変わって行く。

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コメント

新町通は昔のメインストリートでしたね。
鉾立ても始まり、祭り気分が高まってまいりましたね。
前の上司が鯉山の人で、この時期は忙しそうにしておられました。

好日さんの山は、南観音山ですか?

投稿: はたこ | 2007年7月11日 (水) 06時50分

はたこさんへ
「南観音山」は知人や友人が多いので親しみのある山です。またあの浴衣、奇麗な青色でかっこいいと思ってます。
「鯉山」もあの左甚五郎作といわれる「鯉」がなかなかのものですね。

どれか親しめる「鉾」なり「山」を持っているだけで祗園祭がより楽しくなるものです

私の場合は神輿に携わっている関連から、祗園祭も神輿が中心となり、記事もその関係が多くなってしまいます。

なんにせよ、「祭」は燃えるものです。


投稿: 好日 | 2007年7月11日 (水) 22時51分

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