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2007年7月16日 (月)

祇園祭あれこれ07「宵山の八坂神社」

宵山の夕刻から四条通りは堀川通りから東大路通りまで歩行者天国になる。
四条通の真ん中を東山を眺めながら歩くというのはなかなか気持ちの良いものである。

四条烏丸の長刀鉾から八坂神社まで人混みの中をブラブラと歩いて、約30分程。東山の麓の八坂神社に着く。

Img_3216今、八坂神社の西門は修復工事がされていて、白いカバーが掛けられているが、本来は、朱塗りの門と奥の東山の緑が美しいコントラストを成している。

その門をくぐり、境内へはいるとやはりピ〜ンと張りつめた気持ちになる。参道の階段を昇りながら明日の「神幸祭」の事を考える。

「祇園祭」はもともとはこの八坂神社に祀られている神々を洛中の御旅所に迎えるために始まったお祭り。その神々の渡御を歓迎し、神々を喜ばすために山が作られその上でいろいろな芸事や飾りが成されたことが山鉾巡行の始まりとされている。

あくまでも「祇園祭」は八坂神社の神事であり、神々への響宴である。

この宵山の日も多くの人達が八坂の神々に祈りを捧げていた。

Img_3218この洛中への渡御のとき神々が乗られるのがこの3基の神輿。

真中の「中御座神輿」には主神である「スサノヲノミコト(牛頭天王)」、右側に写る「東御座神輿」にはその妻である「クシイナダヒメ」。左側の「西御座神輿」には子供達の「ヤハシラノミコト」。

この神輿を、巡行の終わった17日の夕刻、この八坂神社から四条寺町の「御旅所」まで運ぶ神事が「神幸祭」。

Img_3223この八坂神社を次々と出発する神輿は、最初この八坂神社の石段下に集まり、3基揃って差し回しをされる。

その後、各神輿は各々の氏子町内をまわり、夜遅く御旅所に到着する。

その間、神々を喜ばすため、辻々で神輿は輿丁(神輿を担ぐ人々)により振られ、廻され、差し上げられる。八坂の神々は荒ぶる神々であり、神輿がより揺れ動く事を喜ぶと言われている。

男達は、神々のため、己の証のため精魂尽き果てるまで神輿を担いで行く。

そんな「神幸祭」を明日に控え、神輿に関係するものとしてはやはり気持ちの高ぶりは押さえられない。

そんな気持ちを抑えるかの様に、夕闇が拡がる境内に提灯が柔らかな光を投げかけている。

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