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2008年4月24日 (木)

京都 桜逍遥08 (千本えんま堂)


「咲く花は ちぐさながらに あだなれど 誰かは春を うらみはてたる」


古今和歌集  藤原興風

Img_5617

千本えんま堂の「普賢象桜」です。

千本えんま堂は念仏狂言でも有名ですが、その狂言とこの桜とは密接な関係があります。

室町時代、このえんま堂の普賢象桜を時の将軍足利義満が見て、その花をいたく気に入り、この桜に扶持米を与えたという。そのおかげで狂言も盛んになり今日にいたっていると伝えられている。

確かに、そのような言い伝えにふさわしい美しい桜です。

八重桜系の花ですが、花の花芯に双葉の若葉が顔をのぞかせるのが特徴です。
また、花が落ちる時にはなびらが散るのではなく、はながポトンと落ちます。
椿の花の様な散り方です。

昔は、この花が咲いたのを合図に狂言が始まったのですが、いまは狂言は5月に入ってからでちょっと遅れて行われます。

運が良ければ、両方共観られるのですが、さて今年はどうでしょう?

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コメント

好日さん、お久しぶりです。昨日、日帰り京都旅行をしました。
『暁斎展』が目当てでしたが、「もしや…」と思いえんま堂へ。
普賢象桜、間に合いました!花を見るのは初めてでした。
散り際も本当に美しかったです。
昨日のえんま堂は、この世とあの世の接点というより、
優しい光の中、極楽浄土のようでした。

投稿: nao-mi | 2008年4月27日 (日) 21時46分

nao-miさんへ
日帰りで来られたのですか!すごいですね。
「暁斎展」といえば、26日には京博では狩野教授の講演会があったのですね。行かれましたか?
私は狂言のほうの用があって残念ながら行けませんでした。
連休明けまでは、狂言にかかりきりになりそうです。

普賢象桜は見事だったでしょう!。
本当に、この時期、閻魔さんの表情もおもわず緩んでいる様な気がしますね。
えんま堂の狂言は、狂言その物の面白さもともかく、あの桜の下で狂言を観るということが大きな魅力になってます。
また、機会があればぜひどうぞ!

投稿: 好日 | 2008年4月27日 (日) 22時48分

狩野教授の講演、整理券配布の30分前に行きましたが、
すでに終了!屋外のテントにモニターが用意されていました。
そこで熱心にメモを取る人も多数いました。
『暁斎展』の方は、内容が盛りだくさんで、もう一度見たいです。

えんま堂の後、雨宝院に行きましたが、さすがに桜は終わり。
好日さんのブログで見せてもらえて嬉しかったです。

投稿: nao-mi | 2008年4月28日 (月) 21時30分

nao-mi さんへ
特別展の講演、いつも満員なんですが、野外までモニターが出たとは珍しいですね。
当初、「暁斎展」関西ではどうかな?(初日に行きましたが空いてました。)と思っていたのですが、賑わっていますね。
同時に国際マンガミュージアムで開催されている「暁斎漫画展」も面白かったですよ。
また、ブログに書きますのでよろしく。

いい休日だったみたいですね!

投稿: 好日 | 2008年4月29日 (火) 22時56分

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