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2008年4月26日 (土)

京都 桜逍遥08 (雨宝院)


「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」


古今和歌集  小野小町

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「雨宝院 御衣黄桜」

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「雨宝院 松月桜」

「京都の桜は2度見頃が訪れる」と何かの本で読んだ記憶があるが、確かにその通りである。

3月の後半から4月にかけて、早咲き桜やソメイヨシノの最初の見頃が訪れる。

この盛りには有名寺社や観光地が多い。
岡崎、哲学の道、清水、嵐山、醍醐等、4月の初めの休日等は全国からこの桜を観ようと訪れる観光客で溢れかえる。人混みが苦手な京都人達は、ちょっと遠くから人と桜を眺めている。

4月の中頃にいつも降り続く桜流しの雨で、ソメイヨシノが散り始めると、ポツポツと枝垂桜が盛りを迎え、次の見頃が始まる。

この見頃は「御室」は別として、あまり有名でない所が多く、こじんまりとした場所の八重桜系が多くなる。

やっと我々の番が来たとばかりに、京都の桜好き達は思い思いに己が愛する桜をめざしていそいそと歩いて巡るのもこの頃。

西陣にある「雨宝院」もそういうお寺。
この頃は、大分いろんなガイド本に載ったため、有名になって来たが、まだ訪れて来る人も少ない。
(しかし、以前から比べると訪れる人も増え、いろんな注意書きが増えて来たが・・・)
このお寺、去年の桜逍遥でも書いたが、花の密度が非常に濃い。

お寺に祀られている、密教系の異神達の醸し出す雰囲気が、このお寺の桜達をより魅力的なものにしている。

ここの「御衣黄桜」や「松月桜」が盛りを見せると京都の桜も終わりの季節。

今年はそんなに巡れませんでしたが、この花に酔いながら今年の桜逍遥を終わります。

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コメント

御衣黄、なんて美しく撮れているのでしょう。
この桜の魅力がとてもよく伝わってきます。

***お寺に祀られている、密教系の異神達の醸し出す雰囲気が、このお寺の桜達をより魅力的なものにしている。

 これもほんとにそうですね。大聖歓喜天と密度の濃い桜はどこか官能的なイメージです。
 拝んでいると、お寺の方らしき女性から、「よう拝んどいてな。縁結びやから・・」と言われました。

 トラックバックさせていただきますね。

投稿: はたこ | 2008年4月28日 (月) 07時15分

はたこさんへ

今年も最後の桜は雨宝院でした。
観音桜、歓喜桜、御衣黄桜、松月桜と続くこのお寺の桜には、ソメイヨシノや山桜とはまた異なった艶かしさが感じられます。
そういう意味で、ここの桜は大勢で観に行くのではなく、ひとりでひっそりと観たいですね!
(しかし、私は嫁さんといきましたが・・・(笑))

色々と大変そうですが、がんばってください。

投稿: 好日 | 2008年4月28日 (月) 22時37分

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 いろいろな種類があって楽しいのが八重の桜。造幣局に行けば、たくさんの種類の桜が [続きを読む]

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