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2008年6月15日 (日)

祇園祭あれこれ08 (八坂神社 例祭)

現在、祇園祭りは鉾の巡行が7月17日に統一されたので、7月17日のみが祭りの日のように思われているが、正確には祗園祭は、神輿が御旅所に向かう7月17日の先祭り(神幸祭)と神輿が御旅所から八坂神社へ還る7月24日の後祭り(還幸祭)に分かれて行われている。昭和40年までは後祭りにも一部の鉾が巡行されていた。

これが明治以前の旧暦(太陰暦)では6月7日と6月14日にあたる。

この旧暦の6月7日と14日の祭りはあくまでも氏子の祭りであり、八坂神社では「私祭」とされている。
(ようするに町衆の祭)。

これに対して、朝廷から神への捧げものとしての幣帛(へいはく:布や神酒や神饌)を受ける祭は「官祭」として6月15日に行われていた。

明治5年、太陽暦の採用により「私祭」の祗園祭は7月17日と24日に移ったが、6月15日の「官祭」は太陰暦のまま、「例祭」と名を変え、6月15日に行われている。

前置きが長くなったがその「例祭」に参列してきた。
(本殿近くの前の方で参列していたので「例祭」の写真は撮れませんでした。)

八坂神社の境内におおよそ200名位の関係者や氏子が並ぶ中、式は始まり、さすがに今は国からの幣帛は無いが、関係諸団体からの幣帛を供え、宮司さんが祝詞を奏し、御神楽(みかぐら)が始まった。

御神楽だが、実は昨晩もこの八坂神社で例祭前夜の御神楽が奉納され見ている。

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神楽という踊りは、宮中とその関連の深い神社で行われていた「御神楽(みかぐら)」と一般の神社でおこなわれている「里神楽」に分けられる。今回の神楽は「御神楽」のほう。

御神楽は里神楽と比べると動きもゆるやかで、里神楽に見られる物語性や派手さはない。

昨晩は「人長の舞」という演目で本日は「東遊」という演目。
雅楽の伴奏は篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)・和琴(わごん)・笏拍子(しゃくびょうし:拍子木のようなもの)それに朗々と歌がゆっくりと詠われます。

それに合わせて舞人がストップモーションよりもゆっくりと舞われます。
このテンポはちょっと想像を超えたゆるやかさです。

このような神楽とか雅楽については詳しくないので、よくわかりませんが、この旋律、声の響きそして舞人の動きにはなにか心を惹かれるものがあります。

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