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2008年7月12日 (土)

祇園祭あれこれ08 「鉾建て」

神輿洗が済むと、鉾町では鉾建てが始まります。

Img_009810日には四条通の長刀鉾、函谷鉾、月鉾等、11日には新町通りや室町通の鉾、そして12日には山の鉾建てが始まります。

鉾や山は建てるというよりも組上げるという感じ。会所の蔵等に1年間保存されて来た柱や桟の部材が道路に運びだされ、順々に嵌め込むようにして組み立てられていきます。

そして外郭ができあがると藁縄で締めていきます。鉾や山には釘は使われません。
締め上げるため使われる藁縄は独特の美しい模様となっていきます。

Img_0099まるで組紐を見るような感じです。

この組み方は各鉾や山で微妙に異なっている様にみえます。各山鉾に伝わる独特のものがあるのでしょうか?

この鉾建てを行っている人達を「建方」と呼びます。この人達は鉾町に済んでいる人達ではなく、鉾立ての為に鉾町が頼んでいる人達です。その締め方や縄の打ち方は彼らに引継がれている技術です。

Img_0103縄目の美しさは山鉾が建ってしまうと、その表に掛けられる懸装品の下に隠れてしまいます。

よってこの美しさを見られるのは、鉾建てが行われている1〜2日間のみです。
きらびやかな山鉾の下にはもう一つの美しさが隠れているのです。
こういう所にも祗園祭の伝統は引継がれているのです。

この鉾立てが終わると、鉾の試運転である「曵き初め」が行われます。

Img_0102「曵き初め」には誰でも参加できます。
子供の頃は「曵き初め」に参加すると子供にはお菓子のお土産がもらえました。

強者の子供は「曵き初め」の梯子をしたものです。今はどうなっているのですかね・・・。

「鉾建て」「曵き初め」が終わればいよいよ宵山です。今まで会所の二階で囃子られていた祇園囃子も山鉾の上で演じられる様になります。

明日からは宵山が始まります。

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