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2008年9月 4日 (木)

「電話の混線」

さっきまで長い電話をしていた。というのは今日、とある場所に携帯電話を忘れて来た。それを尋ねるために電話をしてたのである。

Img_7687

電話が掛かったのは事務所のほうで、忘れたのはそこからはなれた場所。
電話に出た人は親切にも捜しに行ってくれた。
その間、電話をズーッと耳にあてたまま待っていた。

その手持ちぶさたに待っている間、昔(何時頃までか忘れたが)電話がたまに混線していた事を思い出した。(今も混線しているのかもしれないが・・・・)

こんな風にだまって電話の受話器に耳を当てていると、時にははっきりと、時にはとぎれとぎれに他人の通話が聞こえてくる事があった。

遠くのほうから、はしゃいだような若い女の人の声や諭す様な男の人の声や怒鳴りつけるおばちゃんの声が闇の中から伝わって来る。
こういう混線に気付くのは、こちらの話がとぎれたり、単に相づちを打つだけの電話だったりして、関心が自分の電話から離れた時。
息を潜める様な感じで受話器に耳をあてているため、話の内容はわからなくても変に生々しく感じる。
そうしてもっとよく聞こうとするとスーッと声は遠くに行ってしまう。

どういう仕組みでこのような混線が起っていたのか知らないが、他人の通話が聞こえるという事は、自分の通話も聞かれていると思われるので、肝心の電話がついついあいまいな返答となってしまう。

ある時なんか突然はっきりと「もうおしまいね!」という女の人の声が聞こえ、あわてて電話を切った事がある。(身に憶えは・・・・)

まぁ、昔と比べると通信環境が整備され、デジタル化されて来た今の時代にはこのような現象は少なくなった思うけど、(誤接続はあるけれども) 思い出せばなつかしい事である。

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コメント

 子供の頃は携帯なんて無かったので家の電話で長電話したものです(笑)
 ウチの電話は随分長い間(昔の)ダイアルの戻りが遅~い黒電話で、そんなことも思い出しました。
 たまに混線したりして、「混線してるなぁ」って言いながらも長電話したりして・・・。懐かしいですね。

投稿: ごうやん | 2008年9月 7日 (日) 21時26分

ごうやんさんへ
我家も母屋の方は長い間黒電話でした。長電話をしていると受話器が重たくなって手がだるくなって来た事を思い出します。
今の、一人一台の時代ではなく、長電話をすると他の電話がかからないとよく母親や姉から叱られていました。
今の若い人には伝わらない話ですね。
しかし、そういうとこで家族の絆みたいなものがありました。

投稿: 好日 | 2008年9月 9日 (火) 00時10分

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