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2008年10月 4日 (土)

てふてふ舞う藤袴

神泉苑の横を歩いていると石垣の向うに多くの蝶が舞っているのが目に入りました。
不思議に思って苑内に入ってみると、幾つかの植木鉢に薄紫の可憐な花が咲いており、そのまわりを多くの蝶が舞っているのを見えました。
横に刺してある木札には、「原生種 藤袴」と書いてあります。

Img_7711

そういえばKBS(近畿放送)が源氏物語千年紀の一環として「藤袴プロジェクト」と言うのを行っているのを思い出しました。

そのホームページによると、

「同じ野の 露にやつるる藤袴 あはれはかけよ かごとばかり

 光源氏の使者として玉鬘を訪れた夕顔が、藤袴の花に託して、恋するひとに贈った恋の歌。」

「平成20年、「源氏物語」が誕生して千年を迎えます。
 平安時代には都のあちこちに自生していたであろう藤袴ですが、今は環境省の絶滅危惧種に。
 京都府のレッドデータブックでも絶滅寸前種に選定されてます。
 紫式部が愛した可憐な野草・藤袴をみんなで絶滅の危機から救うことができないか。
 蘇った藤袴の花を、京都の街角に飾り、平安の雅をしのびたい・・・・。
 そんな想いを込めて京都から発信します。」

とありました。

Img_7714

その鉢が神泉苑に置かれ、育てられ、今満開の花を咲かせてます。
その花の上を多くの蝶が舞っています。

白い中に紫が混じった可憐な奇麗な花です。かすかな甘い香りもしてきます。
確かに源氏物語の世界を思い出させる様な淡い色調です。
その上を舞う蝶も、この時期らしく落ち着いた色調のタテハ蝶です。
ヒラヒラと平安の昔に誘うように舞っています。

暫しの間みとれてしまいました。

プロジェクトがうまく行き、藤袴が街の所々で見られるようになればいいですね。
やまと心の起る花です。

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