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2008年11月の10件の記事

2008年11月29日 (土)

パリ、フィレンツェ、そしてローマへ(チュイルリー公園)

今回の旅行の日々はのんびりしたもの。

朝起きて、まずは美術館へ。見たい画はだいたい決めているが、行く美術館はその日の朝の気分次第。

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美術館が決まれば、交通手段を考え、メトロの降りる駅などを確認する。
各美術館ゆっくりと時間を取って画を見ていく。そうしているとこちらの美術館は展示作品の点数が多いため、だいたいお昼をすぎてしまう。

昼食は美術館のカフェやレストランで食べるか、一度出て付近のレストランへ向かう。

約一時間くらいかけてワインなんかも飲みながらゆっくりと食事をし、また美術館へ戻る。

大体2時頃に見終わり美術館を出ると、夕方まではブラブラとパリの町を歩き回るか、天気がよければ公園なんかに行ってぼんやりと周りの景色を眺めている。

パリの公園は今ちょうど黄葉の真っ盛り。日本の秋と異なり真っ赤な紅葉は無いが黄色や茶色の落ち葉に埋まった芝生や道が美しい。

ベンチに座って老人達がペタングをやっている様子なんかをながめていると、日々の暮らしのセカセカしていたことなんかすっかり忘れてしまう。

しかしパリという街は本当に魅力ある街ですね。こうやってボヤーッと座っていても少しも飽きない。木々の間から見える建物の景色や公園で和んでいる人達の様子も魅力あふれるものに感じられる。

その魅力はどこからるるのか?ということを考えると、街いたるところで感じられる『余裕』みたいなものにあるのではないかと思う。建物なんかも長い間そこに存在することを計算されて当初より作られて今に至ったという感じがするし、そこに生活している人達にも我々の日常生活では感じられないような生活を楽しむ余裕があるように思える。

そのような余裕がこの街を魅力的なものにし、多くの人達が憧れる街としているのだ。

ロンドンに長く住んでいる友人が、「パリに行くと、やはり『華のパリ』という感じがするよ!」と言っていたがその意味がなんとなくわかるような気がする。

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2008年11月25日 (火)

パリ、フィレンツェ、そしてローマへ(ルーヴル美術館:ラ・トゥール)

3〜4年前東京の国立西洋美術館で「ラ・トゥール展」が開催されたときには、まだ仕事が忙しく訪れる事ができなかった。残念だったことを思い出す。
だから、今回のルーヴルではラ・トーゥルの画を見る事に多くの時間を費やした。

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これは「いかさま師」。左側の3人が組んでいかさまを行っている。カモになっているのは右側の若者。
二人の女は互いに目配せし机の上の金をすくねようとしているし、左端の男はトランプをダイヤのエースにすりかえようとしている。いかさまが行われる瞬間の心の動きを各自の眼の表情、手の動きで見事に表している。それにこの光のコントラスト。惹かれるなぁ・・・。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥールは17世紀のフランスの画家。生前は人気のある画家だったが、没後は忘れ去られ20世紀初頭になって残された画が再発見され、その後急速に人気が出て来た。

人気の秘密は、独特の光の描き方。精緻で写実的な表現を光と闇が織りなす空間に描き、劇的な雰囲気を醸し出している。それに残された画が少なく、40作品程と言われている。

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これは「聖トマス」。キッと前方を見据えた精悍な顔。皮の上着と布のマントの質感。正面から浴びた光と壁の闇によって浮かび上がる立体感。簡素な画だがその存在感は抜群。

ラ・トゥールには「昼の画」と「夜の画」と呼ばれるものが有る。最初の2点は「昼の画」。次に続くのが「夜の画」。

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これは「大工のヨセフ」。

蠟燭の光一つで画の全てが照らされている。しかしその中心となっている炎は見えない。ここがすごいね!。
位置的に見て、子供の顔があれだけ光り輝くのであったら、実際はヨセフの顔もおなじように輝くはずだが、そこはラ・トゥールの計算ですこし位置をずらした様な感じでその照りは陰翳を強めた感じで描かれている。
このような、画の緊張感や見る者へのインパクトを強める描き方から見て、ラ・トゥールと言う画家は画を見る者達の興奮をかきたてる術を知った画家であったろうと思える。

子供の手が蠟燭の光に赤く透けているところなんか、見る者の弱点をついているなぁ・・・。
この他ルーヴルには3枚のラ・トゥールの画があるが、どれも見に来て良かったと納得させられる画である。

17世紀のヨーロッパには、このラ・トゥール以外にも、フェルメール、レンブラント等、光と闇の描き方が素晴らしい画家が突然にして現れる。この基をたどるとそこにはイタリアのカラヴァッジオと言う画家が存在する。今回の旅行の最大の目的はそのカラヴァッジオの画を見る事。

途中、思わぬ画との出会いもあったが、いよいよカラヴァッジオの画へと近づいて行く。

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2008年11月24日 (月)

パリ、フィレンツェ、そしてローマへ(ルーヴル美術館:フォンテーヌブロー派)

ルーヴルで見たかった画に16世紀から17世紀初頭にかけてのフォンテーヌブロー派と言われている一連のフランス絵画がある。

この頃のフランスはフランソワ1世によってやっと統一された時代で、そのフランソワ1世がイタリアに遠征しルネッサンス気風を持ち帰り、画家をフランスに招聘した。
モナリザもこの時ダ・ヴィンチがフランスに渡ったために、ルーヴルに納まる事となった。

芸術の国フランスの基礎ができた頃。

そのフランソワ1世から17世紀初頭のアンリ4世位までの間に宮廷のあったフォンテーヌブロー宮殿を中心に描かれた画がフォンテーヌブロー派の画。

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これは、「狩人姿のディアナ」。16世紀の作品。作者は不明。

昔この画を見た時、男性の画だと思っていた。その後画集なんかで女性の画である事を知った。確かに今回じっくりとみてみると、胸はふくらみを持っている。
しかし、背中や腕の様子はどう見ても男の様子。
顔付は女とも言えるし、男ともとれる。非常に中性的な感じのする人物だが、その不思議さがある種のエロティズムを感じさせる。

また、後ろを駆ける犬の動きに対して、立ち止まった人物が画にアクセントを加えている。

背景の描き方なんかをみると、イタリアのルネサンスの影響が強いと思われるが、この頃のイタリア絵画には、まだキリスト教の要素が強い。それが伝わったフランスではより人間の欲望をあらわにした画となっているところが面白い。

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これも同じ頃に描かれた「愛の寓意」。作者は北方ヨーロッパ系の画家としかわからない。

先程の画よりも、もっと具体的に性愛を描いている。
また、この画は先程の画よりも、もっと複雑な要素が含まれているとされている。例えば下部に描かれているキューピットたちが持つ物や描かれている花なんかにおおくの隠された意味があるらしい。

しかし、私にはそこまでは理解できないが、この画から生じる官能的な雰囲気、また人間の欲望は充分に伝わって来る。

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これは、そのような部分がより強調されている画。
「ガブリエル・デストレとその姉妹の一人」と名付けられている画。16世紀の後半の画で作者は不明。

ガブリエル・デストレというのはその時のフランス国王アンリ4世の愛人だった人物で、画の右側の女性。
この画も多くの暗示的な要素を持ち、左側の女性が乳首を摘んでいるのは、ガブリエルは妊娠していますよという事を示し、ガブリエルが指輪を摘んでいるのはやがて王妃になりますよということを暗示しているとされている。

Rimg0315しかし、不思議な画である。
何故お風呂に入っている姿なのか、後ろに居る人物はだれなのか、また半分だけ描かれている画中画は何の画なのか、

赤と茶と金色に映える白い肌が強烈な印象を与え、思わず立ち止まる魅力に溢れた画である。

このような構図はこの時代はやったのか、同じ様な構図の画をフィレンッェのウフィッツィ美術館でも見た。

フランスの国民性は、エスプリに富んでいて、ウイットがあり、ちょっと好色な感じと言われているが、そのような点がなんとなく納得できる様な感じである。

しかし、このような私的な題材を堂々と宮廷の壁に飾る感覚には驚くなぁ。

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2008年11月23日 (日)

パリ、フィレンツェ、そしてローマへ(ルーヴル美術館:古代オリエント)

今回のルーヴル、じっくり見ようと思っているのは、「古代オリエントの遺物」、「16世紀から18世紀のフランス絵画」そして「イタリア絵画」。
もちろん、「ミロのビーナス」、「サモトラケのニケ」、「フェルメールの画」、「19世紀のフランス絵画」等の名品も見ていきますが、なにぶん膨大なコレクション、しぼらないと時間が足りなくなってしまう。

まずはリシューリュ翼へ

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入ってすぐそこは半地下になったピュジェの中庭。中世から19世紀にいたるフランスを中心とした彫刻が並んでる。
降り注ぐ天井からの光に白い大理石や沈んだ青色のブロンズが輝いている。
ギリシア・ローマの彫刻から更に人間らしく大袈裟な表情の彫刻が空を仰いでいる。

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その奥へ進むと、エジプトの美術品の後、お目当ての「古代オリエント」の美術品が並んでいる部屋に着く。フランスは19世紀から20世紀の初めトルコ、シリア辺りに影響力を持っていたため、この地区に多くの探検隊を派遣し古代の遺跡を発掘した。その出土物を祖国に持って帰りそれをルーヴルに収納した。

それが妥当であったかは別として、こうやって今見られる事は嬉しい事である。

これはアッシリアの「有翼牛の門」。紀元前8世紀のもので、高さは4メートル位ある。

側に寄ると思わず見上げてしまう。この門を潜っていくとあたかもアッシリアの遺跡に居る様な気がする。
この門の間を、メソポタミアの暑い風が取り抜けていたのである。

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ギリシアの彫刻とはまた異なった立体感で彫られており、巻き毛の髭、眼を強調した顔立ち、独特の存在感で見る者を圧倒する。
唯、考えてみればこのような巨大な石の彫刻がすごいと思うのは、あくまでも現在の技術を持ってしても大変な作業なのに、3000年近く前の人が彫ったことがすごいと思う現代人の一種の驕り。
彼らにとっては、この様な作業で神なり畏怖すべき物を表現するのは、しごく当然のことであったのかもしれない。

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これは世界史の教科書なんかに必ず載っている「ハムラビ法典」の石碑。
この下に彫ってある楔形文字はわからないが、こういうものがポツーンと置いてあるのもすごいなぁ。
これが紀元前18世紀作と言われているが、そんな昔私の時代の観念からは想像もつかない。
日本列島なんかまだ猪を追いかけていた時代だろう!

メソポタミアやエジプト、また中国なんかにしても大陸のこの様な歴史の観念は、島国日本の歴史の観念とは桁が違うなぁ!

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2008年11月22日 (土)

パリ、フィレンツェ、そしてローマへ(ルーヴル美術館)

やはりパリに来て最初の美術館になるのは「ルーヴル」。
ドノン翼、シュリー翼、リシュリュー翼の3棟からなるこの美術館、じっくり最初から見たら最低3日はかかる。
今回も2日間通った。

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パレ・ロワイヤル広場から入って行くと、暗がりの向こう側にあのピラミッドが見える。
I.M.ペイの設計になるこのピラミッド。今ではすっかり「大ルーヴル」の顔となっている。
独特のガラス構造になるこの建物、夜の風景もすばらしい。

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このルーヴル、歴史を見てみると16世紀から建てられ始め、19世紀まで色々と増築や改築がくりかえされてきたそうだ。20世紀にはいってもこのピラミッド等と新しい姿を見せ続けている。
ヨーロッパの美術館には、美術品を見せるという機能以外に、歴史を見せるという付加価値が付けられていることが感じられる。

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ピラミッドから地下に下りしなセキュリティチェックを受けて、ナポレオンホールにはいる。
ヨーロッパの美術館、どこもがこのセキュリティチェックを道入している。手荷物は機械を通してチェックされ、体一つでゲートを通るのだが、大方の人はブザーが鳴る。
ここで大抵の美術館は眼鏡やベルト、またポケットからコインを出せばそのまま通してくれる。
ここですかさず、「Merci!」のご挨拶。

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さすがに朝早くから多くの人が集まっている。
さぁ、ここからめざす棟へ。


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2008年11月21日 (金)

パリ、フィレンツェ、そしてローマへ(オペラ通り界隈)

ホテルがオペラ座の付近だったので、オペラ通りはよく通った。
まずは、オペラ座から。

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屋上に飾られた黄金の女神像達が朝日に輝き美しい。
ファザードに飾られた胸像の中には、モーツアルトの像等も有りオペラの殿堂という感じがする。
オペラ広場を走り回るパトカーのサイレンの騒音なんかを、飾られた音楽家達はどのように聞いているのだろう?

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オペラ座の前から広場を渡ると3本の道が広がっている。西の道の向うにはヴァンドーム広場の記念柱が見える。この真中の通りがオペラ通り。この通りの界隈には日本航空やJCBの営業所なんかが有り、日本からの観光客は一度は訪れる。
街を歩いている人達の中にも、日本人らしき雰囲気の人が多い。

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パリらしい重厚な建物が続く。
パリに来て感心するのはその景観。古い建物がきっちりと保存されており街全体を素晴らしいものにしている。統一感のある風景は見ていて気持ちがよい。
そういって街が古くさく感じられるかというと、そうではなく、一階に構える店々のディスプレイも斬新で新鮮さを感じる。京都と比べると、なんか根本的に考え方が異なる様な気がする。
石造りの建物と木造の建物による違いかなぁ・・・。

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建ち並ぶ店を覗きながら30分程歩くと、アンドレ・マルロー広場に達する。通りを挟んで2基の噴水。
ヨーロッパの街には噴水が多い。どうやって水を曵いているのかわからないが奇麗に整備され勢い良く水を噴いている。

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この広場を横切るとパレ・ロワイヤル広場に到着し、向かいがルーブル美術館。

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2008年11月20日 (木)

パリ、フィレンツェ、そしてローマへ(「H&M」へ)

昨日もそうだったが、この日も予想以上に暖かい。
ホテルを出て歩き出すと、うっすらと汗ばんで来る様な気候だ。

パリは寒いと思って厚手のコートしか持って来ていないので、これではちょっと暑すぎる。
そこで動き出す前に、まず薄手のコートを手に入れることにした。

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いつも旅行には余り服は持って行かない。
行く土地の気候に合わせて、現地調達を基本としている。
昨日の夜、オペラ座付近を歩いていて、偶然「H&M」の看板を見つけた。
(写真は他の地区の店ですが・・・)
今回はパリの分はここで調達することにする。

東京では「H&M」に入場するのに1時間待ちとのニュースが流れていたが、パリではもう普通の店。
今回のパリ滞在中にもいろんな地区で店を見かけた。
ここの袋を持った人達も多かった。日本で言えばユニクロみたいな感じ。

品揃えは、ユニクロをもうちょっとシックにした感じ。ただ今年の流行かしれないが、圧倒的に黒っぽい色が多い。嫁さん曰く「素材的にも、しっかりしている。」

運の良い事に、今ちょうど良いくらいの服は季節替わりのせいか、30%〜50%引き。
首尾よく、薄手のコートとシャツ、セータなんかを調達し、嫁さんも薄手のニットなんかを調達し5点で180ユーロ弱。(日本円にすると23000円程)

さーこれから活動か開始。

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2008年11月19日 (水)

パリ、フィレンツェ、そしてローマへ(最初の朝)

時差ボケのせいか4時半頃にめざめました。
あたりはまだ真っ暗です。

昨日は、ロワシーバスを終点のオペラ座の横で降り、そこからメトロで2駅先にあるホテルまで、トランクを転がしながら歩いて行きました。
オペラ座付近はまだ地理感が残っていましたが、オペラ座から離れて行くとぼやけてきます。
石畳というと聞こえが良いですが、実際はごつごつした石の上をゴットンゴットンとトランクを曵いていくのには閉口しました。嫁さんもパリに着いた興奮も無く無口で曵いてます。
あのトランクの車輪て、ちょうどパリなんかの石畳のすきまに合うんですね!すぐに傾いてあちらの方向に行こうとします。

思っているよりも暖かく、歩いている間にうっすらと汗ばんできました。

そんなんで疲れて、昨晩は部屋で買って来たサンドイッチとジュースなんかで済ましました。
嫁さんと「パリに来てもわびしいね!」なんか言いながら。

ぼんやりとベットに寝転びながら、しばらくは地図を見てパリの街を思い出そうとするのですがなかなか難しいです。思い出しません。

7時頃になるとちょっと明るくなってきました。街も動きだし始めた様子でいろんな音がきこえてきます。
ゴミ屋さんの車の音とか、バイクの音とか。

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窓を開けてベランダに出てみると、そんなに寒くはありません。

向かいのスーパーでは店員さんでしょうか、鍵を持っている人が来るのを煙草を吸いながら入口付近で待っています。

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下の道では、駐車場所を捜していた車がぎりぎりの隙間に車を押し込んでます。うまいもんですね!
少々周りの車にあたっても平気で車を突っ込んで行きます。
私も車は道具だとわりきっていますが、しかしへこまされた人はむかつくだろうな?

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斜め向かいの建物はまるでユトリロの世界です。
薄汚れた白壁。くすんだ鎧戸。(しかし決して灰色ではなく、白)
こんな風景を見ていると、あ〜っ、パリに来てるんだなという感じがします。

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2008年11月18日 (火)

パリ、フィレンツェ、そしてローマへ(出発)

今回はエールフランスで行きました。
色々な人達の話から、エールフランスはワインとシャンペンが飲み放題との話を聞かされていたからです。それに食事がおいしいとも。

エコノミーで行くのですが、やはり食事は飛行機を選ぶポイントです

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エールフランスは事前にインターネットでチェックインができ、ある程度は席を選べます。12時間程の長旅の事を考えると窓側ではなく通路側の席を予約しました。

飛行機は定刻通り関空を飛び立ち、いよいよパリへ出発です。

1時間を過ぎると、ウエルカムサービスでは無いですが、飲み物のサービスが始まります。
噂通り、シャンペン、ワインがサービスされます。
まずはシャンペンで。グラスがプラスティックなのはしかたがないですかね。
ちょっと甘口ですが旅の気分をかきたてて、ウキウキします。

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やがて1回目の食事がはじまります。
メニューはスモークサーモンのサラダ、メインが豚肉のグリル マッシュポテト添えか椎茸入り鶏御飯、チーズ、フルーツサラダ、コーヒーです。
飲み物はワインのクオーター瓶。

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この食事は特別おいしいものではなかったですが、機内食としては食べられます。
ワインは、今回は白をもらったのですが、軽くてフルーティな香りが残り、飲みやすいものでした。(ワインはあまりわかりませんがね。)

食事の途中にも、もう一回飲み物のサービスがあり、もう一本もらっちゃった。(噂通り!)

いい気持ちになってウトウトしていたら、嫁さんがキャビンに行ってアイスクリームをもらって来た。
ハーゲンダッツのチョコバーだったがありがたく頂戴する。

こうしている間も飛行機は飛び続け、キャビンの横の窓から覗くと、シベリアの上を通過中で、平原はもう既に雪に覆われていた。

また席に戻りウトウトし続ける。

時々目覚めては、目の前の写りの悪い小さなテレビで映画を見たりまた居眠りしていたが、とうとう退屈の極地に達しようとした時、二度目の食事が始まる。

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この食事はおいしかった!。
フレッシュサラダ、鴨の胸肉の燻製とローストハム、チキンパスタサラダ、チーズとフルーツサラダ、コーヒー。もちろんワインも先程同様2本!

なかなかジューシーな鴨で、ワインに良く合う。
ハムも塩気が良い具合でまたまたワインに合う。
このまま行けば、シャルルドゴールに着く頃には酔っぱらってしまうよ!

それから約2時間程して、やっと憧れのパリに着く。
パリは夕方の5時過ぎ。日本をお昼の12時過ぎに発ち、あれだけ時間を費やして、夕方の5時過ぎ。
頭ではわかっているけど、感覚的には納得できないなぁ!

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フランスへの入国はすごく簡単。パスポートをチラッと見てそれで終わり。入国スタンプも押してくれない。パスポートのハンコが楽しみなのに。

インターナショナル空港というのは何処もが同じ様な構造で、ちがいがない。やたらガラスが多く透明感に溢れているが、なにかしらじらしい雰囲気が漂っている。周りに居る人達も日常の生活から離れた気分の中で浮世離れした気持ちでせかせかと動いている。

空港の名前となっている、ドゴールさんの写真の横を通って、パリ市内にむかうバスターミナルへ急ぐ。
ロワシーバスは私達を待ってるかのように乗り込むとすぐに出発した。お客は私と嫁さんだけ。

さてこれから、「Bonjour!」と「Merci!」の世界。

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2008年11月17日 (月)

パリ、フィレンツェ、そしてローマへ

長い間休んでいましたが、10月の末から11月中旬までパリ、フィレンツェそしてローマに行ってました。

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仕事でもなく、唯単に個人的な愉しみだけの旅です。
約17日間の至福の時間でした。

ひとつの街から次の街へと、好きな絵や街の雰囲気を時には傍観者的に、時にはどん欲に追いかけていました。

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パリにはパリの華やかしさが有り、フィレンツェにはフィレンツェの美しさが有り、ローマにはローマの歴史があり、そこに生きている人達は溌剌と、楽しんで、ときには悲しそうに生きていましたし、見て来た絵や彫刻や建物はその場所で出逢えた事の喜びを与えてくれました。

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そんな訪れた美術館や教会そして遺跡、ぶらぶらと歩き回っていた街の様子をしばらく書いていこうと思います。

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