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2009年4月12日 (日)

京都 桜逍遥2009(番外 高遠の桜)

「桜色に 衣はふかく そめてきん
            花の散りなん 後のかたみに」
              古今和歌集  紀 有朋

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どこまでも高速道路を走っても1000円だと聞くと、やっぱり遠くへ行かざるを得ない。ということで、いつもの友人と三大桜として有名な長野県の高遠へ向かった。

お互い時間の調整がつかず結局、夜中に京都を出て、朝方に高遠に着き、後はゆっくりと温泉にでも入って昼寝をして、夜帰るという日帰り旅行。

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5時過ぎに、高速道路を降り(京都南から伊那まで1200円でした。)しばらくして向うの岡になんかピンクの雲みたいなものがかかっているなぁと眺めていると、とたんに渋滞。
朝早くから、事故かなと思っているとなんとなんとそれは高遠の桜を見るために来た車の渋滞でした。
雲だと思っていたのが高遠の桜!

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やっと、近くの河原に車を停め、そこから高遠の城跡へ登って行く道は、ぞろぞろと人の波。
朝の6時前ですよ!
噂には聞いていたがこれほどとは思わなかった!

高遠の桜はタカトオコヒガンサクラという一種類の桜で占められている。
この花は山桜のように小さいが、紅色が強く、京都では余り見かけない。

いままでいろんな桜の名所にいったが、これほど徹底して同じ桜で占められているのは初めて。
また、樹の密集度が高く、城跡公園は入ると花の傘を被った様な感じになり、辺りが薄暗く感じる程。

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ちょうど満開になった頃であり、濃い色の花の間から見える青空とのコントラストが美しい事!

桜にも驚かされたが、更に驚いたのは、朝の早く(6時頃ですよ!)にもうすでにビニールシートを張り、多くの人が宴会体制に入っている事。周りの屋台なんかも、すでに焼き鳥の煙なんかをたなびかせている!

こちらの人達は本当に桜が好きなんだなぁ。それも花下遊楽が!

まわりをブラブラしているこちらもすっかり愉快になってしまった。
いろんな桜の愉しみ方があるものですね。

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城跡の端からは、咲き乱れる桜の向うに、まだ雪を被った南アルプスが白く光っていました。

2〜3時間桜を楽しんだ後、今度は木曽へと向かい、途中で鄙びた温泉を見つけ、そこで休憩です。
午前中の清らかな陽の光の中で、ちょっと温めの温泉につかり、窓からみえる谷向うに咲く白い山桜をボヤ〜ッと眺め、湯に疲れれば入口の小屋に戻りしばしの眠りにつく。

目覚めれば、また温泉に向かう。そんなことを二度程繰り返し、すっかりボケてきました。
そういえば、今日は私の誕生日でした。

あ〜、極楽、極楽。

*過去の「桜逍遥」はこちらからどうぞ。

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コメント

好日さん、おはようこざいます。happy01

こんな凄いところがあるんですね。sign03
高遠の桜ですか。初めて知りました。coldsweats02

それにしてもそんな朝早くに行っても渋滞にまきこまれ、car
またそんな時間から屋台が店を始め出すなんてびっくり。coldsweats02

ここの桜に対する方々の思い入れにパワフルさを感じます。coldsweats01cherryblossom

とにかく素晴らしい。shine
今年も多くの人々の心に潤いを与えたんでしょうね。confident

投稿: 紫香楽 秀山 | 2009年4月17日 (金) 07時37分

秀山さんへ
今晩は。
高遠の桜、すごかったですよ!
今までいろんな桜を見て来ましたが、桜は人と対峙するものだと思ってました。
桜に己の姿を映したり、己の想いをかぶせたりして楽しむものだと思ってました。
しかし、高遠の桜は自然そのものでした。人の入るこむ余地がないのです。山全体が笑っている様な感じです。
うまく表現出来ませんが、一度御覧になればわかってもらえると思います。

京都や吉野の桜とはまた違う世界の桜でした。
世の中、いろんな桜があるものですね!

投稿: 好日 | 2009年4月18日 (土) 01時10分

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