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2009年4月 4日 (土)

京都 桜逍遥2009(嵐電 花トンネル)

「うつせみの 世にも似たるか 花桜
              さくと見しまに かつちりにけり」
                    古今和歌集 読人しらず

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京都の四条大宮から嵐山まで、または白梅町から嵐山まで走る「嵐電」。
片道30分ほどの短い距離の電車ですが、その沿線には広隆寺、東映映画村、車折神社、妙心寺、龍安寺等が並び、春秋のシーズンには観光客に人気のある電車です。

また、市電が撤去された後、京都に残るただ一つの路面電車として、この地区の人達には重宝されてます。

その鳴滝駅から宇多野駅までの間に、この時期、桜のトンネルが現れます。
ほんの200〜300メートルほどの間ですが、桜並木が続き、今その花が満開です。

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鳴滝川から広沢池にかけてのこの地区は、もともと植木屋さんの造園地が多い所で、桜は多い名所ですが、この線路沿いの桜並木も最近は新しい桜の名所となってきました。

嵐電を経営する京福電鉄もこの頃、この季節感溢れるトンネルに力をいれており、夜間にはライトアップも行っています。(同じ京福電鉄が運営している叡電(出町柳から八瀬・鞍馬へ行く電車)には秋には紅葉トンネルが現れます。)

そしている間に、鳴滝からの電車がやってきました。

ゴトンゴトンという電車の走る音が遠くから近づいて来、夕暮れの景色の中に電車のヘッドライトが見え隠れしてきます。

Rimg0215

カーブを曲がって来ると、すぐに電車は目の前に進んできます。
こころなしかゆっくりと進んできますが、ゴーッという音になると、あっという間に目の前を通り過ぎて行きます。

乗って車窓から眺めている時もそうでしたが、こうして線路沿いで眺めていてもなぜか心がウキウキします。ちょうど子供の頃、電車に乗る時ドキドキした気持ちや、走って行く電車る楽しさがよみがえってきます。なつかしいですね。

こういう桜も愉しいものです。

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コメント

前の職場に勤めていたとき、遅番の帰りに、わざわざライトアップされた桜のトンネルをみたさに、乗りに行きました。少し電車のスピードをおとして走ってくれるのもいいですよね。

投稿: はたこ | 2009年4月 7日 (火) 23時57分

好日さん、おはようございます。happy01

昔父の実家が帷子の辻にあったので、この京福電鉄の桜のトンネルは子供の頃のおじいさん・お婆さんとの思い出の場所であり電車です。confidenttrain

それにしても相変わらず美しいです。shine

昔は地元の方々だけが知っているような穴場だったと思いますが、
今では多くの方々に知るところになった桜の名所になりましたね。cherryblossomshine

やはりちょっとノスタルジックで美しく情緒的な所が観光客にも人気なのかな。confident

投稿: 紫香楽 秀山 | 2009年4月 8日 (水) 06時58分

はたこさんへ
いつもは電車の中から眺めているだけでしたが、今回は宇多野で降りて桜トンネルの側まで見に行きました。スピードを落しても間近を通ると、ものすごい迫力でした。
嫁さんが後ろからベルトを掴んで引っ張ってましたよ。
この頃花見も命がけになってきました!

投稿: 好日 | 2009年4月 8日 (水) 21時53分

秀山 さんへ
いまでこそ、嵐電の車体はこぎれいなものになっていますが、以前は、床は油引きされた板張りで、所々その節が抜けた所があり、走り去る線路の砕石が覗けていましたよ。

私にとっては嵐電自体がノスタルジックな乗物です。

これだけ、京都の案内本やガイドブックで紹介されていても、個人的にはまだまだ多くの京都の秘密の愉しみがあります。
京都は奥が深いですね〜。

投稿: 好日 | 2009年4月 8日 (水) 22時16分

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