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2009年12月 4日 (金)

アムステルダム、ベルギーそしてパリへ(クローラー・ミュラー美術館への道)

今回の旅のお目当ての一つで有るゴッホの「夜のカフェテラス」は、「クローラー・ミュラー美術館」にあります。
そのクローラー・ミュラー美術館はアムステルダムの東にある「デ・ホーへ・フェルウェ国立公園」にあります。

そろそろあの絵を見に行く時が来ました。いざ出発です。

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アムステルダムからはIC(日本の特急電車)にまず乗ります。途中で1度乗り換えて、約1時間程で公園の近くのApeldoorn駅へ着きます。

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公園へはここからバスで行くのですが、生憎乗ってきたICとの連絡が悪く、バス停の時刻表によると次の直通バスまでは1時間ほどありました。そこでバス停の横にあるInfoに寄り「他のバスはないのですか?」と尋ねると10分後に出発するバスに乗り、途中で"special bus”に乗り換えれば「デ・ホーへ・フェルウェ国立公園」に行けると教えてくれました。

なんか得をした気分となり、10分ほどたってやってきたバスに乗り、頼んでおいた運転手さんが合図してくれた場所で降りました。降りしなに運転手さんに「"special bus"は何時に来るのか?」と尋ねると、わからないみたいなジェスチャーを残してバスは出発して行きました。突然、なんか不安!

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降りたのは、普通の田舎の交差点のバス停です。一緒にバス降りたドイツ人らしい3人組も同じようにバスを待ってる様子です。そのうちの一人が「美術館へ行く"special bus"を待っているんですか?」と尋ねてくるので「そう、"special bus"」と答えるとお互いなんか安心したような気持ちになり、ニャーっと笑い合いました。

しばらくすると我々のバスが到着する前から、向かいのバス停でペチャクチャしゃべっていた2人の内の1人が道を渡ってきて、我々を見ながら、横を通って目の前の建物に入っていきました。そして、すぐにエンジンの音が聞こえ、その建物の横からマイクロバスが出てきて我々の前に止まりました。運転しているのはさっき見た人です。これが”specis bus"見たいです。(その証拠に運転手さんは切符を確認します。)
どんなシステムになっているのかわかりませんが、別のバスの到着を待つわけでもなく、他の客を待つのでもなくなんか不思議なバスです。

バスは走りだすとすぐに脇道にはいり、森の中を30分ほどノンストップで走り、やがて公園の入口に着きました。

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入り口の事務所で公園と美術館の入場切符を買い、ゲートへ向かいます。入り口で切符をきっている高校生位のアルバイト(?)の子に「美術館はこの道か?」と尋ねると、「歩くと遠いので、チョット先にレンタサイクルがあるからそれに乗っていくとよいよ」と教えてくれました。さすが自転車大国オランダ!

少し進むと森の中にズラーっと白い自転車が並んでます。これがレンタサイクルです。

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大人用はもちろん、子供用、タンデム用と乗る人に合わせて何種類かの自転車が置いてあります。
私には大人用、嫁さんには子供用を選んで、「さあ行くぞ!」と意気込んだのですが、ちょっと待ってブレーキがあらへん!実はこの自転車ペダルを逆回転させることによりブレーキを掛けるタイプなんです。ちょっと慣れるためそのへんをぐるぐるしていたら、気づいたら我々だけが取り残されてました。

まあなんとかなるでしょう!と先を急ぐことにします。

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道は平坦で、まっすぐに続いています。顔に当たる風は冷たいですが、見知らぬ土地での思わぬサイクリングに気持ちはルンルンです。

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という気持ちもはじめの30分間。行けども行けども目的の美術館は見えてきません。

だんだん不安になってきます。たまにすれ違う人達に「美術館はこっち?」と聞くのですが、みなさん「Yes!」と答えてくれるのだから道はあってるみたいです。

途中、森が切れて突然冬枯れの荒野がひろがったり、またこんなふうにポツンと立つ裸の木を見ているとますます寂しくなってきます。

終いには、不安となんかバカバカしい気持ちが入り交じったおかしな気持ちになり、おもわず前を行く嫁さんに「お〜い、僕ら何やってるんやろな?」と言いながら、大きな声で笑ってしまいました。
久しぶりに大声を出した気がします。

自転車の旅はそれからまだまだ続き、結局約1時間30分かかってやっと美術館広場と呼ばれるところに着きました。

ここでちょっと休憩して、また再び自転車に乗り、そこから10分程でやっと目的の「クローラー・ミュラー美術館」に着きました。

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やっと来た!!!

しかし、京都で1時間30分も自転車で走ったら、上賀茂から伏見くらいまで行ける。京都市内を縦断できる。なんかものすごいところへ来たみたい。

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コメント

自転車の国で自転車に乗られるとはうらやましいです。
それにしても公園の中なのに1時間半とはすごいですね(笑)。

日本で自転車が発達しないのは、国土が狭く平坦ではないから、というのと、自転車がスポーツとしてでなく、運搬用としてイギリスから入ったから、という二つの理由があるそうです。

投稿: はたこ | 2009年12月17日 (木) 22時46分

はたこさんへ
気付かないうちに廻り道をしたかもしれませんが、おもっていた以上に距離がありました。でもあれだけの数の自転車があったことを考えると、オランダの人にとってこのくらいの距離を自転車で走るのは、普通のことかもしれません。
おっしゃるように自転車に対する考え方が根本的に我々と違うのかもしれませんね。
私にとっての自転車の記憶の始まりは、氷屋さんの無骨な黒い自転車で、前の荷台に大きな氷を何枚も載せて運ぶ運搬の道具でした。

投稿: 好日 | 2009年12月18日 (金) 22時54分

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