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2010年4月11日 (日)

京都 桜逍遥2010(堀川の桜)

  「いしばしる たきなくもがな 桜花
               たおりててもこむ 見ぬ人のため」

                       古今和歌集  読人しらず


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長い間、干からびてコンクリートの川底がむきだしていた堀川に水が戻ってきました。

といっても昔のように堀川全面に水が流れるのではなく川幅の三分ノ一位に水路が設けられ、残りの川幅は遊歩道が設けられている状況です。

アムステルダムやパリ等のヨーロッパの都市は別として、以前は埋め立てられたり、覆蓋した河川を復活させ、その護岸を親水空間として市民に開放する都市計画が最近はやっています。

有名な所では、お隣の韓国ソウルでの「清渓川復元計画」。これは一度埋立てその上に高速道路を作った河を、高速道路を撤去し再び水を流し市民に開放したところ、非常に人気が出て街が活性化した例があります。

堀川もそれをまねたのかもしれませんが、水が戻ってきたことは近くに住むものとして心がなごむ空間が現れたことはうれしいことです。やはり流れる水を眺めることはなぜか心がやすらぎます。

堀川の川べりに咲く桜を、今までとは異なった視点から眺められることも嬉しいことです。

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いままでは流れ走る車やビルをバックに眺めていた桜も、下から見上げると大きな青空がバックになり、花びらの白さや、太陽の光の透き通りが一層引き立ちます。

この国際ホテルの前の八重桜もその白さが際立っています。

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この堀川の遊歩道は堀川中立売から堀川御池まで続いていますが、見ていて面白いのは二条城の側あたりです。

この辺りの堀川の側壁は二条城築城時に作られたもので、その石材には当時の作業を担当した大名の印が彫られているものもあります。そんな印を探して歩くのも面白いことですし、堀川をまたぐ古い石橋を眺めていくのも楽しいことです。

東堀川通りをチンチン電車が走り、堀川の水は友禅の川流しでにごった色となっていた事など知る人もすくなくなりましたが、新しい堀川や桜はまた新しい京都の風景となっていくでしょう。

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コメント

好日さん、こんにちわ。happy01

今年も京都のいろんな所の桜を
見に行っておられたみたいですね。cherryblossom
どこもとても素晴らしいです。shineshineshine

私の方は今年はなかなか京都の方まで足を運ぶことが出来なかったので、
予定していた所のほとんどが見に行けずじまいでした。think

でもこちらのブログの方で誠にすばらしい京の桜を紹介してくださったので、
おかげで私も見に行ったつもりで楽しませていただきました。happy01
とってもありがたいです。confident

信楽の桜の見頃も今週末で最後。cherryblossom
今から来年の春が待ち遠しいです。confident

投稿: 紫香楽 秀山 | 2010年4月16日 (金) 19時52分

秀山さん、こんばんは

京都の方はソメイヨシノが散りだしましたが、八重桜や遅咲きの御室系の桜、そして御衣黄なんかが見頃を迎えています。もうしばらくは続きそうです。

先日、信楽から湖北の方へ桜を求めて巡りましたが、滋賀には見ごたえのある桜が多いですね。あの紹介いただいた「畑のしだれ桜」へ行く山道でも何度車を止めて桜を眺めた事か・・・。

同じ桜でも、京都とはまた異なる魅力がありますね。

花冷えのする日々が続き、この寒さがすぎればもう一度今年の桜がみられるのではと、ふと思ったりしています。

今後とも、よろしくお願い致します。

投稿: 好日 | 2010年4月16日 (金) 22時09分

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