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2010年4月 6日 (火)

京都 桜逍遥2010(神泉苑の桜)

  「花ちらす 風のやどりは たれかしる
               我にをしへよ 行きてうらみむ」

                  古今和歌集 

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毎朝、通勤でその前を通る神泉苑。今年はその花が少し遅れ気味です。

もともとこの神泉苑は文献上、日本で最初の花見の宴が開かれたところとされてます。

「日本後紀」によると、弘仁2年(812年)嵯峨天皇がこの神泉苑に行幸した時、初めて観桜の宴を催したとされています。これが日本での最初の桜の花見とされています。

これ以降、花といえば桜となり、それまでの梅の文化から桜の文化となっていきました。

それは、和歌の世界にもあらわれて、奈良時代に編纂された「万葉集」では梅や桃の歌が多かったのですが、「古今和歌集」では「桜」の歌が多くなりました。

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その頃の神泉苑と今の神泉苑では、その規模や周りの風景で見比べることはできないですが、(当時は禁苑で、今の二条城の北側位から、三条通位までの敷地があり、多くの木々と大きな池があった。)池の真ん中に残っている中島の雰囲気なんかには当時の様子がうかがい知れるような気がします。

最近はそのような由緒によってか、京の桜ガイドなんかに載るようになり、桜の頃には多くの人が訪れるようになりました。

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浮かべられた龍頭船には夜には明かりが灯り、夜桜を観ながら食事を楽しめるようになってるみたいですし、まわりの桜もライトアップされています。

私の子供の頃からは、考えられない様子です。

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